兵庫県立人と自然の博物館 ひとはくセミナー 「カラスのゴミ被害を解決しよう!」を受講しました。
(2019.6.5(水))
◎ハシブトガラス (森林性・肉食)
☆脳がほかの鳥の~100倍位もあり、別名『飛ぶ犬』とも呼ばれるそうです。
ゴミを漁るのは、このカラスがほとんど、とのこと。
◎ハシボソガラス (草地性・昆虫食)
◎ミヤマガラス (秋~冬に田畑で群れる小型のカラス/渡り鳥)
☆カラスによるゴミ被害の実態を知り、どのようにしたら解決出来るのか、
が主旨ですが、私自身がカラスのゴミ被害に困っている訳では無く、
講座を通して、カラスの生態を少しでも知りたい・・・というのが受講の動機でした。
まず、カラス被害に遭っている街での、ゴミ出しモニタリングによる
被害の実態を知りました。
様々な方策にも関わらず、カラスからゴミを守れなかったのは、
カラスの賢い頭脳や生態を、人間側がそれほど理解していなかったことが原因でした。
研究の結果、人間側に都合が良く、カラスから守れるゴミ出しの道具が開発されました。
今後、各自治体で普及されるかは、まだ課題も多いですが、少なくとも今までの
方法よりは画期的と思いました。
カラスの採餌(さいじ)は、現代に至るまで大きな変貌を遂げて来た様です。
そのことは生態の分析からよく理解出来ました。
人類は少子高齢化でも、カラスはさらにパワーアップを続け、個体はどんどん
強化されて行っているということ、他々・・短時間の講座でしたが、
今まで抱いていた疑問も解け、収穫のある受講でした。
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(帰途に写した写真/深田公園付近)
モミジバフウ/アメリカフウ(マンサク科)の雌花序、新旧
☆手前、茶色の実が去年度の花序、後ろ、緑色が今年の花序
ヒルザキツキミソウ(アカバナ科)
☆最初にこの花を見たのは、空地に群生している様子で
何てきれいな花のだろう!と驚いた覚えがあります。
同時期に見られる、華やかなオルレアと共に、繁殖力旺盛な野生化を
感じます。
セイヨウノコギリソウ(キク科)