△夏栗山と△黒頭峰に登りました。(丹波篠山市)
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
R176を北上し、高蔵寺(こうぞうじ)というお寺へ到着。
駐車場に車を停め、お寺の建物の横を通って入山しました。
鐘楼
△夏栗山 展望台
登ってみますと、木々が茂って眺望はわずかしか望めませんでした。
山名に準じ、頂上は栗の木が多いです。
再び往路を分岐まで戻り、△黒頭峰(くろずほう)へ向かいました。
途中のルートは明瞭で、馬蹄型の土塁の様な道もありました。
三叉路分岐
△黒頭峰(くろずほう) 620.6m 登頂
△二等三角点
点名:『黒頭山』(くろずやま)
標高:620.34m
☆丹波篠山市と丹波市の境界なのですね。
北側は部分的に木が伐採され、窓状に開いた隙間から眺望が得られました。
切り立った岩峰を纏っている山は、△三尾山でしょうか。
一息ついて再び高蔵寺へ下山。
高蔵寺山門にて振り返ると、△黒頭峰が見えました。
(植物)
オオバクサフジ(マメ科)
オオバクサフジ 葉
ツルアリドオシ(アカネ科)
杉の林床で、あちらこちらに泡が見られますが、これは何でしょうか。
一見、誰かが唾を吐いた様な。泡をぬぐってみても何もありません。
ミヤコグサ(マメ科)
ノギラン(キンコウカ科)の花の終わったものが斜面に多数ありました。
先日、△有馬富士で見かけた「ノギラン??」
の不明が解りました。
あれはやはりノギランでした。花穂が散った状態だった様です。
アジザイ(アジサイ科)
☆高蔵寺の境内はアジサイが盛りを迎えており、色とりどりの大輪がきれいでした。
ヤマホタルブクロ(キキョウ科)
ウツボグサ(シソ科)
ササユリ(ユリ科)
2019.6.24(月)
△夏栗山ー△黒頭峰(丹波篠山市)
行程:自宅=R176経由=高蔵寺/P-△夏栗山ー分岐ー△黒頭峰ー分岐ー高蔵寺P=R176=自宅
1/25000地形図:『宮田』
地図:篠山市登山マップ
メンバー:単独
☆好天に誘われ、篠山の山へ向かいました。
梅雨入り宣言もまだ、というのに空はすでに初夏の様でした。
宍粟50名山ふれあい登山会に参加し、△高峰(たかみね)へ登りました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
草木側「高峰」登山口
急登を進むと、岩塊が現れます。急斜面ほど大岩群を見かけることが多いですが、
よくぞ転がらないものだなあ・・といつも感心します。
△高峰(たかみね)845m 登頂
△三等三角点
点名:『高峰』(たかみね)
標高:844.66m
☆昨年の10月以来の高峰です。
本日は昨年の逆方向から登って来たので、違う趣きでした。
頂上一帯に90人以上の人々が所狭しと場所を取り、お昼ご飯を食べました。
△四等三角点
点名:『受信塔』
標高:613.53m
☆ルートから脇道に入り、三角点に寄りました。
下山はひたすら下るだけ。
作業道を歩いてバスの待つ旧サンパティオ駐車場まで歩きました。
(植物、他)
ママコナ(ゴマノハグサ科)
ヤマビル
ハグルマエダシャクの幼虫
ヒトクチダケ
ヒトクチダケの中は虫の巣になっていることが多いです。
下は何かのサナギ
トウゴクシソバタツナミソウ(シソ科)
イチヤクソウ(ツツジ科)
☆お花がぼやけてしまい、済みません。
2019.6.23(日)
△高峰(たかみね)
行程:宍粟市役所(集合地)=△高峰登山口(草木側)-△高峰ーNHK電波塔ー△四等三角点『電波塔』-作業道ー旧サンパティオ駐車場=宍粟市役所
1/25000地形図:『神子畑』『音水湖』
ルートマップ:宍粟50名山ルートマップ『34高峰』
メンバー:ふれあい登山会にご参加の方々、宍粟市観光協会、宍粟50名山ガイドクラブ
☆ご参加の方々の中には、ヤマビルを見るのが初めて、という方々もおられた様です。
ここ数年、ヤマビルに関して自分なりに興味が湧き、観察をしています。
以下は、ヤマビルを研究している学者の方からお聞きしたお話です。
不快虫とはいえ、敵ながら面白い生態には感慨深いものがありましたので、ご紹介します。
『ヤマビルは人にとっては害がありますが、自然はヤマビルを
含めたものであると思っています。
ヤマビルは昔は山奥で野生動物を吸血源とし、ひっそりと生きていました。
環境の変化によってヤマビルと人との距離が近くなってしまったのです。
ヤマビルは非常に効率の悪い生物です。満腹になるまでに一時間もかかります。
野生動物にくっていていればのんびり吸血できますが、人間の靴下の中で見つか
らずに一時間も吸血し、そのあと、靴下から出て自然に戻れる可能性もだいぶ低
いのでは?と思うと少し可哀そうな気もします。ヤマビルが人の血液だけで産卵
できる可能性も実は低いのです。
私は自分の腕にくっつけて吸血させたことがありますが(真似しないでくださいね)、
これまで全て血反吐を吐いて死にました。
私の中の何かが悪いのか?とも思いましたが、ヤマビルとヒトとの歴史はまだ浅
いのかなとも思います。
・・・続く』
高峰登山の記録からヤマビルの話が濃くなってしまいましたが、
夏季はヤマビルの観察に登りに行くのも良いかもしれません。
もちろん、四季を通して色々な趣向を感じることが大切でしょう。