米国:「問題銀行」増加、9月末で171行に--預金保険公社
【ワシントン斉藤信宏】米連邦預金保険公社(FDIC)は25日、08年7~9月期の米金融機関(商業銀行と貯蓄金融機関)の決算集計を発表し、預金保険の集計対象となる約8400の金融機関のうち、財務などに弱さがあると判断した「問題銀行」は、9月末時点で171行にのぼったことを明らかにした。
08年6月末の117行から大幅に増加しており、95年12月末以来、約13年ぶりの高水準。金融危機の深刻化が銀行の経営状態に悪影響を及ぼしていることが改めて裏付けられた。
毎日新聞 2008年11月26日 東京夕刊
<メモ>
9月までの集計なのだから、10月から12月にかけ、かなりまだまだ「問題銀行」が増えてくるということではないでしょうか。まだ、序の口ですね。
すべてはメカニズム、まだまだ金融恐慌の決算中盤だということが認識できました。
一番心配しているのは、消費国の王様だったアメリカの国債発行に日本だけではなくアメリカの消費によって今後も儲けさせていただく中国もアメリカ国債をドンと買うことになるのでしょう。
そうすると、日本の市場はアメリカ国債の買い方を上手にしながら、市場に大きな懸念を持たせないようにする買い方をしなければ日本の国債の価格が大きくまた、下がって、株式市場にも大きな痛手になるのではないでしょうか?
笑い話ではなく、アメリカの今の金融恐慌の問題はまだまだ、日本に飛び火してくる問題です。やり手のサマーズ元財務長官です。
このニュースを読んで思い出すのは,私がまだ幼かった頃近所のおばさんと、母の会話です。
「将来の老後のために、辛抱して、辛抱して、郵便局で長い間貯めたお金が満期になったときにタダの紙切れになったのよ、あの時は本当に辛かった!」おばちゃん
幼い頃に可愛がっていたいただいたご近所のおばちゃんが、泣きそうになって話していたのを強烈に覚えています。
こんなことがまた起こらないように祈るのみです。
川柳北海道散歩・川柳北海道散歩・川柳北海道散歩・川柳北海道散歩・川柳北海道散歩・川柳北海道散歩・川柳北海道散歩・