↑金剛證寺本堂(重文)。
外宮を参拝した後、伊勢と志摩を分ける、朝熊山系の、伊勢志摩スカイラインを走って、
山頂の金剛證寺へ向かいます。
金剛證寺は、6世紀半ば、欽明天皇が、僧暁台に命じて創建されたと言われている、由緒
ある寺です。
平安時代には、真言密教の修行場として、空海が中興しました。
江戸時代には、宗派を問わず、葬儀の後、朝熊山に登り、金剛證寺奥の院に塔婆を建て
て供養する、「岳詣り」の風習が流行り、現在も続いております。
本尊の大日如来の脇の虚空蔵菩薩は、右手に知恵の象徴である剣、左手に、至福を
表す、蓮華と宝珠を持って控えています。
↑奥の院入口。
↑参道の塔婆。
塔婆供用料。
この場所は、大変に、景色のよいところで、晴れていれば、富士山が見える、最西の地で
す。
参拝の後、スカイラインを下って、鳥羽に到着。
童心に帰って、水族館を見学しました。
↑鳥羽湾。左は、真珠王、三木本幸吉記念館のある、真珠島。
↑真珠島。
↑セイウチの子。この子と並べば、皆スマートに見えますね。