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この男 Ⅶ 正義の味方

2011-05-10 07:57:32 | 写真

A01

この男を責めるつもりは無い。

いくらマン画とは言え、アンパンマン、バイキンマン、ショクパンマンなどと、マンばかり並べる

のは、差別と言うものではなかろうか。

アンパンギャル、スウィーツギャルが有っても、おかしくは無い。

大体、月給取りの事を、サラリーマンと言うのも差別である。

昔は、女は、家に閉じこもって家事をこなし、男は外で金を稼ぐのが普通であったからこれで

良かったであろうが、その後、女も外に出るようになり、サラリーマンに対して、ビジネスガー

ルなる呼び名を与えられた。

しかし、その名のビジネスとは、風紀上いかがわしいビジネスと言う事が明らかになり、

オフィスレディーなる呼び方に統一された。

しかし、同じ会社で働いて、同じ給料をもらっても、片やサラリーマン、片やオフィスレディー

と呼ばれるのも差別である。

銀行員なる呼び方があるのだから、会社員に統一したらどうかとも思うが、そうなると、役所

員、学校員など、様々な呼び名の月給取りが出て来ることになり、厄介なことになる。

いっそのこと、勤労士にしたらどうかと思う。

農業士、自営業士などと並べて見るのもよかろう。

「専業主婦」と言う言い方も、おかしなものである。

主婦を専門にしていれば控除の対象になり、掛け金を払わなくても、年金をもらうことができ

る、いわゆる、3号被保険者のことであるが、いまの時代では、これもまた、差別と言わなけ

ればならない。

昔、農民、医者、自営業者など、稼ぎの割に、税金をごまかす輩が多く居たのに対して、

源泉徴収されて、誤魔化しようののない月給取り達の不満を解消する一つの手段として

とり入れられた、妥協の産物である。

今の時代には、これもおかしい。

税金は、正しく徴収し、保険金は、正しく支払う、これが国のあり方であろう。

政治の怠慢が、この様な問題を引き起こしていることを、改めて分らせてくれた、「この男」は

やはり、正義の味方であった。