東海道は、尾張国から、伊勢国へ入ると、四十二番宿桑名です。
桑名宿から3里8丁で、四日市宿に着きます。
現在は、国道1号が、並行して走っています。
旧東海道は、わずかに面影を伝えながら、市内に残っております。
日永神社から、数里行くと、日永の追分です。
今は、国道1号と国道23号(伊勢街道)の分岐路になって、旧道は、少し離れておりますが。
ひだりいせ、みぎけふの道しるべが立っています。
昔の旅人が、喉を潤したり、手を清めて伊勢神宮を揺拝した涌き出の水。
今も、こんこんとわき出して、市民に憩いを与えています。
四日市宿の次は、石薬師宿ですが、この日永追分は、ちょうど中間にあり、旅人の、間の宿と
して利用され、当時は、多くの旅籠、茶屋が並んだと言うことです。