今から100年前に、天才アインシュタインが予言した重力波が確認されたらしい。
事実だとすれば、ノーベル賞間違いない発見だそうである。
これから、新しい宇宙天文学がはじまりそうである。
今から46億年の昔、太陽系が出来たらしい。
その3倍も昔の、138億年前に、何らかの理由で、突然、大爆発(ビックバン)が起こり、宇宙が誕生したそうである。
誰も見た者はいないが、どうも、そういう事らしい。
爆発が起こる前は、どうであったか。
これも、誰も知らない。
何も無かったのだろうとしか、答えようが無いらしい。
宇宙の存在は、自然の摂理から見ると、はなはだ、不都合なことらしい。
宇宙に、重い軽い、密度が濃い薄い、熱い冷たい、高い低い、大きい小さいなど、差異が存在してはならないそうである。
森羅万象は、差異が全くない、混沌(カオス)な状態にあるのが、自然らしい。
このような、多くの差異が宇宙に存在するのは、ビックバンのせいらしい。
いずれ、長い年月を費やして、宇宙は、混沌の状態へ戻って行くそうである。
その状態は、エントロピー無限大の状態と言う。
月があったり、地球があったり、太陽があったり、銀河系があったりすることは、エントロピーが小さい状態と言える。
水が低きへ流れるのは、高い所の水が持っているエントロピーが小さく、低いところの水が持っているエントロピーが大きいため
で、自然界の事象は、すべて、エントロピーを増大させる方向へ移行するのである。
すべての差異が無くなって、エントロピーが無限大になれば、何も無い、混沌とした状態になるのであろうか。
ここからは、学問では無くて、mcnjの空想であるが、有る状態と無いを並べて比較することは、必ずしも正しくない。
有ると言う世界に、月も地球も太陽もある様に、無いと言う世界にも、月ほども何もない、地球程も何も無い、太陽程も何も無いと
言う、無さを定量化する概念が必要である。
有る世界と、無い世界のエントロピーが、各々無限大になって、初めて、混沌(カオス)たる世界が現出されるのである。