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日本国憲法

2019-06-02 00:00:05 | 日記

前回の続きです。

 

太平洋戦争末期、敗色濃厚にも関わらず、抵抗を続ける日本軍に手を焼いた連合軍は、ポツダムにて会議を開き、

日本軍に対し、降伏の条件をまとめて、ポツダム宣言を発表ます。

その主旨は、

大日本帝国憲法を廃止して、新しく、日本国憲法を発布する。

日本国民に主権を与える。

戦争の主たる犯罪者の責任を問う。

日本国民の戦争責任は問わない。

天皇は、国民の象徴として、政治には、関与しない。

三権を分立する。

等々です。

これに対して、日本軍幹部は、一億総玉砕を叫んで徹底抗戦を唱えます。

業を煮やした連合軍(アメリカ)は、原子爆弾の使用を決断して、日本を、ポツダム宣言のとおり、無条件降伏させました。

戦後、進駐して来たGHQは、日本国憲法の制定を命じます。

新しく出来た日本国憲法の要点は、

主権在民。

戦争放棄。

三権分立。

です。

他にも、大切な条項はありますが、皆さんご自身で、ご確認ください。(wikipediaで、大丈夫です。)

 

さて、日本国憲法のどこに問題があって、改憲しようとするのでしょうか。

彼らの主張は、国を守るために設置された自衛隊が、日本国憲法の制約を受けて、十分な活動ができない、というものでしょう。

自衛隊を海外へ派遣するのに、今の憲法では、整合性が取れないので、改憲したいというものです。

戦争放棄した日本の自衛隊が、海外で活動することの、整合性に苦しんで、派遣できない状態を改めようとしているのでしょう。

自衛隊の若者達が、海外へ出やすい環境を整えようとしているのです。

日本国民は、この様な動きを、よく、注意して見ていかねばなりません。