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花、蝶、ペット、旅行など。
韓国文化の紹介。

韓国の散歩道 サムルノリ

2013-05-12 08:54:00 | 写真

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韓国の民族村などに行くと、こんな服装で、打楽器を打ち鳴らしながら、踊っている所を、良く見かける。

サムルノリとは、こうした演奏のことである。

サムル:四物。

     通常は、クェンコァリ(鉦)、チン(どら)、チャング(鼓)、プク(太鼓)の4種を指す。

これらのを使う演奏であるが、更に、テビョンソ(太平簫:チャルメラ)、ラッパを添えて演奏するのが、農楽である。

農楽は、村や家の安寧を神に祈願する時や、農繁期の農作業を、共同で助け合うトゥレ(日本で言うところの、結)と言う農業共同作業組織活動の時に、主に演奏された。

田圃への行き帰りや、農作業中にも演奏された。

一連の農作業が終わると、日を選んで、食べ物や、マッコリをたっぷり用意して、農楽を演奏して、一日を楽しむのである。

今では、農作業の機械化も進み、トゥレそのものが姿を消しつつある。

これは、日本でも同じであるが、懐かしい昔が失われて行くようで、寂しい。


韓国の散歩道 結婚式 いろいろ

2013-05-11 12:25:34 | 写真

韓国の結婚式には、何回も出席した。

古くは、ソウルオリンピックの頃であるから、もう、25年も前のことになる。

あの頃は、韓国も、まだ、貧しい国であったから、式の挙げ方も、戦後の日本の様な、質素

なものであった。

mcnjの長男の結婚式は、自宅で挙げたものであった。

近所の隣組みの皆さんが寄り集まって、手伝ってくれたものである。

式が、終ると、手伝ってくれた近所の者たちと、飲めや歌えやの大騒ぎが始まったものだ。

当時の冠婚葬祭というものは、大方そんなものであった。

思い切り食って飲んで、騒げるのは、盆正月と、冠婚葬祭位のものであった。

その後、日本の高度成長に伴って、世の中も、急速に様変わりして、次男、三男の時は、

今ほど大げさではないが、普通の料亭で行われた。

ソウルオリンピックの後、漢江の奇跡と言われる、高度成長が始まって、韓国の、結婚式も、

すこしづつ様変わりして行った。

市内の教会や寺院で式をあげ、参列者は、新郎新婦側に挨拶したのち、最寄りの食堂で、

勝手にもてなしを受け、三々五々帰って行く。

mcnjが最初に、部下の結婚式に参加したのは、こんな頃であった。

町の教会で式に参列し、近くの食堂で、会社関係者と飲食をして、散会となった。

その後、10年ほどして、次第に派手になり、結婚式場などを利用する結婚式も普通になって来た。

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http://blog.goo.ne.jp/goomcnj0561/d/20070318

ちょっと金持ちの家庭や、社会的地位の高い家庭は、一流のホテルの結婚式場を利用する事も有った。

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http://blog.goo.ne.jp/goomcnj0561/d/20051015

韓国人は、見栄っぱりであるから、社長の子息ともなると、超一流のホテルと言うことになる。

↓は、プラザホテルでのものである。

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http://blog.goo.ne.jp/goomcnj0561/d/20070708

格式の高い、旧家の結婚式となると、宮廷を利用することになる。

この結婚式は、雲ヒョン宮でとり行われた。

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http://blog.goo.ne.jp/goomcnj0561/d/20071108

↓これも、伝統的な結婚式を挙げる施設であるが、これまでで、もっとも、金を掛けたと思われる式であった。

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http://blog.goo.ne.jp/goomcnj0561/d/20080625


土手の花達 2013.5.初

2013-05-10 08:37:00 | インポート

まだ、少ないですが、土手の花達が咲いて来ました。

みさと64さん、みずりんさんから戴いたものです。

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アグロステンマは、この花一つだけ先に咲きました。

後は、まだ、蕾も小さいです。

先週、咲き始めた、アヤメ、ジャーマンアイリス(黄色)が満開になりました。

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白のジャーマンアイリスは、まだこれから。

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体育のじかんかな?

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中国料理

2013-05-09 08:01:00 | 旅行記

現役の頃は、良く中国へ、出張していた。

もう、30年以上も昔のことだ。

あの頃は、中国も貧しかった。

登小平が近代化を推し進めようとし始めたばかりであった。

日本から、技術を導入しようとしていたので、mcnjの様な技術屋が行くと歓迎された。

仕事が終わると、毎晩、宴会の連続である。

接待する方も、外国人との会食には、お金を大ぴらに使えるので、出来るだけ旨いものを食おうとする。

中国人の食欲は旺盛で、中国人が食わない物は、陸上の四足では、テーブル、海中にいるものでは、潜水艦、空を飛ぶ物では、飛行機だけだ、と言う、冗談が言われるほどである。

もともと、満貫(漢)全席と言う王宮料理は、山中、陸上、海中、空中の旨いものを集めた料理である。

熊の手のひら、猿の脳味噌、狒々の唇、燕の巣、蚊の目玉のスープなど、良く思い付いたものだと、感心してしまう。

mcnjは、これらは、食った事が無い。

猿の脳味噌は、動物愛護の意味から、今は禁止されているようだ。

食べ方は、教えてもらったが、とても、ここで述べられる内容では無い。

熊の手のひらは、右手の方が高級とされる。

熊は、蜂蜜を、右手でしゃくって食べるからだそうである。

蚊の目玉は、いくら人件費の安い中国でも、蚊を獲って来て、目ん玉をくりぬいたのでは、間食に合わない。

山の洞窟へ行って、蝙蝠の糞を集めて来て、糞だけ洗い流すと、網に、蚊の目玉が残るそうである。

どうも、蝙蝠の排出物は、いくら旨いと言っても、食う気にはならない。