韓国の結婚式には、何回も出席した。
古くは、ソウルオリンピックの頃であるから、もう、25年も前のことになる。
あの頃は、韓国も、まだ、貧しい国であったから、式の挙げ方も、戦後の日本の様な、質素
なものであった。
mcnjの長男の結婚式は、自宅で挙げたものであった。
近所の隣組みの皆さんが寄り集まって、手伝ってくれたものである。
式が、終ると、手伝ってくれた近所の者たちと、飲めや歌えやの大騒ぎが始まったものだ。
当時の冠婚葬祭というものは、大方そんなものであった。
思い切り食って飲んで、騒げるのは、盆正月と、冠婚葬祭位のものであった。
その後、日本の高度成長に伴って、世の中も、急速に様変わりして、次男、三男の時は、
今ほど大げさではないが、普通の料亭で行われた。
ソウルオリンピックの後、漢江の奇跡と言われる、高度成長が始まって、韓国の、結婚式も、
すこしづつ様変わりして行った。
市内の教会や寺院で式をあげ、参列者は、新郎新婦側に挨拶したのち、最寄りの食堂で、
勝手にもてなしを受け、三々五々帰って行く。
mcnjが最初に、部下の結婚式に参加したのは、こんな頃であった。
町の教会で式に参列し、近くの食堂で、会社関係者と飲食をして、散会となった。
その後、10年ほどして、次第に派手になり、結婚式場などを利用する結婚式も普通になって来た。
↑http://blog.goo.ne.jp/goomcnj0561/d/20070318
ちょっと金持ちの家庭や、社会的地位の高い家庭は、一流のホテルの結婚式場を利用する事も有った。
↑http://blog.goo.ne.jp/goomcnj0561/d/20051015
韓国人は、見栄っぱりであるから、社長の子息ともなると、超一流のホテルと言うことになる。
↓は、プラザホテルでのものである。
↑http://blog.goo.ne.jp/goomcnj0561/d/20070708
格式の高い、旧家の結婚式となると、宮廷を利用することになる。
この結婚式は、雲ヒョン宮でとり行われた。
↑http://blog.goo.ne.jp/goomcnj0561/d/20071108
↓これも、伝統的な結婚式を挙げる施設であるが、これまでで、もっとも、金を掛けたと思われる式であった。
↑http://blog.goo.ne.jp/goomcnj0561/d/20080625