多分 SWISS MADE のスモールセコンド
文字盤がヤスリがけされていて、メーカー名が判りません。手荒なことをするものです。
おそらく文字盤が汚れていたので、表面の塗装をヤスリで削り落としたのだと思います。手荒な作業です。プラ風防もありませんでした。ヤスリ目の傷があまりに酷いので、仕上げのコンパウンドで磨きました。これでも少しはキレイになりました。
在庫の10/17のプラ風防が、ピッタリはまりました。ノギスで測ると、23.3mmでした。
テンプの動きが渋いので洗浄剤でクリーニングすると、快調に動き出しました。
しかし、リューズのかみ合わせが良くありません。ゼンマイの巻上げが空回りするし、引き上げても時間合わせも空回りして出来ません。
古くて使い込まれた腕時計では、よくある症状です。この場合、リューズ周りの歯車が摩耗しているので、これを再生する必要があります。
でも何とかゼンマイ巻上げができるので、風防も取り付けたしとりあえずここまで・・・とします。
文字盤があまりにも酷い状況なので、雰囲気は変わってしまいますが、ペイントした方が好いかもしれません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~