スクエアーのワッズワース(Wadsworth)とブローバ(BLOVA)
ワッズワースはアメリカのメーカーのようで、ELGINがムーブメントを提供するなどの関係があるようです。聴いたことがないメーカーです。日本ではほとんど知られていないのではないか・・・と思います。文字盤の下には、”SWISS"とありますが、アメリカで作られたもののようです。
ケースは10K張のようで、磨いたら美しい金色に輝きました。文字盤もほとんど汚れは無くて、とてもキレイな時計です。ベルトはクラシックなメタルのバネで、良い雰囲気です。
日本ではあまり知られていない珍しい時計ですが、とても良いものだと思います。
ブローバのスモールセコンドです。右のレディースもブローバで、赤い秒針のセンターセコンドは珍しいと思います。
スクエアーのケースは14Kの金張りですが、リューズがありませんでした。他の手巻きの巻き芯を差し込んで、巻と時間合わせの具合を確認しました。少しガタつきがありますが、しっかり機能しています。
ケースのかどはスレていますが、こちらも磨けば金の輝きが戻ります。
1950年位までのアメリカの時計は、大変良い物だと思います。第一次大戦後にドイツからの移民がアメリカで時計造りを始めました。スイスでも時計作りをしている人たちは、元々ドイツの人たちです。
~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~