2018年12月平和島骨董まつり
今年最後の平和島骨董まつり、行ってきました。いろいろ楽しく見て回ったのですが、結局時計と工具を買いました。
浜松町駅から羽田空港行きのモノレールに乗って、平和島流通センターで降りて、徒歩3分で到着。
本日の戦利品です。
手巻き4個とクォーツ2本です。
左はオリエントのクォーツです。文字盤もキレイで、程度は良いです。電池は”SR621SW ”で、入れるとしっかり動き出しました。
右は、”GRANDEUR"とあります。ムーブメントはJapanとありますので、多分日本製ではないと思います。リューズの頭にブルーのジェムが付いています。ブルーの石はよく使われていますが、サファイアのような透明感は無く、ムーンストーンのような輝きのある濁りがあります。グリーンであればトルマリンだと思いますが・・・石の種類はわかりません。
追伸:このブルーの石は、たぶんスピネルです。
グリスが固まっていて動きが渋かったですが、クリーニングして動き出しました。
左は”URBAN CARNO”とあります。SWISS MADEです。文字盤には透明なフィルムが貼ってあり、その2時の箇所がヒビ割れていて、そこからベースの塗装の変色が広がっています。変色した箇所を拭くには貼ってあるフィルムを剥がす必要があります。剥がしたフィルムを張り直すのは無理なので、このままにしておきます。
右下は”LUBIN"とあります。SWISS MVT書かれているので、スイス製のムーブメントが使われているということです。時計はスイス以外の国で組み立てられたのでしょう。風防の傷もなく文字盤もキレイです。シンプルな良いデザインです。
左は赤い秒針の”TIMEX"です。WATER RESISTANTとありますが、勿論防水性は期待できません。
右下は”Onsa"とあります。SWISS MADEです。裏蓋が金ぴかですが、”ALUMINIUM”と刻印されています。確かにエッジの部分がスレて、アルミの地が見えています。さすがアルミ製、軽いです。勿論裏蓋だけがアルミ製ですが。
4本ともしっかり動いてくれています。多分60才以上のお爺ちゃんなのに、けなげです。
左の写真、巻芯も戦利品です。ニッパーを買ったら、おまけに付けてくれました。ブローバの巻芯が無かったのでこれに付けようかと思って。長さは良さそうなのですが、径が太くて奥まで差し込めません。
ブローバはゼンマイのネジをドライバーで巻くと、しっかり動きます。このムーブメントの巻芯とリュウズを探さないとダメかもしれません。
工具のニッパーも買いました。歯は着いていなくて小さな穴が開いています。針金を切るためのものではなく挟む、掴むための工具のようです。例えばこの巻き芯を掴んで、差し込む、あるいは引き抜くなど。
ほかにもいろいろな中古品、骨董品がたくさん出ていて、本当に楽しいです。特に気になったのが、ビルマ(ミヤンマー)産の翡翠です。少し薄い緑色で非常に透明感があり、とてもキレイな石です。欲しい! でも買いませんでした。
ジャンク時計の店に、こんな物があったので、つい買ってしまいました。
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