フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

東国三社巡り「丸三本舗」(2)

2018-03-03 22:03:40 | 日記

鹿嶋市「丸三本舗」のお汁粉と鹿島神宮

 いよいよ鹿島神宮へのお参りです・・・がその前に、参道大鳥居の南側にある和菓子屋さん「丸三本舗」に寄りました。結局、おいしいもの巡りのような状況になってきた。
 このお店は、毎年正月鏡開きの日に、無料の振る舞い汁粉を出してくれます。店先で紙コップにこし餡の紫色のお汁粉にお餅も入れてふるまってくれます。これが食べたくて、鹿島神宮に初詣に行く・・・?

 今回は2月末なので振る舞い汁粉ではなくて、お店に併設されているカフェで「老舗しるこ」をいただきました。これが美味しいんです! 餡が少し紫がかっていて、きめが細かく甘い!。

 ご馳走になった後、本来の目的の鹿島神宮へお参りです。神棚に上がっていたお札をお返しして、新しいお札を頂きました。

 

 大鳥居の先に楼門があって、その右側に本殿があります。あまり人はいませんね。

 

 さらに本殿の奥、杉の大木の参道の先に奥ノ宮、左に下がって御手洗池があります。大杉に囲まれた参道は、何か心が洗われる思いがします。非常に神聖な場所という感じです。
 戦国時代の剣豪、鹿島新当流の開祖塚原卜伝もこの道を通ったかと思うと、心が高鳴ります。

 続いて鹿島神宮から南へ、車で20分程の所にある「息栖神社」です。

 

 常陸利根川に面して船溜まりがあり、そこに一の鳥居があります。この周辺は昔、利根川の下流域で鹿島、息栖、香取はその広い中海に面していて船で行き来していました。

 常陸利根川と船溜まりは水門で仕切られています。遠く川の下流方向に、香取方面へ向かう県道の息栖大橋が見えます。

 息栖神社の鳥居です。鳥居の横には、「車馬下乗」と立札があります。「車、馬はここで乗り下りしてください」と云うことですね。確かに鳥居の前には、ちょっとした広さの駐車場があります。昔は馬を留める場所だったのでしょう。なかなかシャレていますね。鳥居の横の梅が、満開です。

 本殿の門の裏には、昔この中海を利用していた船乗りたちが航行の安全を祈願して奉納した、碇が立てかけられています。結構お宝だと思うのですが、雨ざらしの状態です。当時はこのような鉄の塊は大変貴重なものだったと思うので、それを神社に収めたのでしょう。
 本殿は、この門の正面奥にあります。息栖神社でも、お札をいただいてきました。

 最近手に入れた、愛車のBMWミニクーパーです。思ったよりおとなしい車です。1600ccでハイオク仕様、リッター10㎞しか走りません。燃費悪いですが、結構気に入っています。この車で周りました。

 続いて最後の香取神宮へ。

 香取神宮の参道です。茶店や土産物を売るお店が、軒を連ねています。お正月は、初詣の人たちで大賑わいですが、今日は平日ということもあってか人はまばらです。
 ちなみに神社の格は、「神宮」、「大社」、「神社」、「産土社」の順になります。香取神宮は、皇室とのかかわりが深い神社です。

 本殿は森に覆われた丘のうえにあります。鳥居をくぐって砂利道の坂を登って山門に着きます。山門の正面が本殿です。香取神宮の本殿が、鹿島、息栖に比べて一番立派です。

 裏参道を降りていくと梅林があります。紅梅です。

 その先に香取神道流の開祖、剣聖飯篠長威斎の墓があります。ここは剣道、居合道を志す人たちの聖地です。誰がしているのか、いつ行っても新しいお榊が供えられています。
 墓石は斜め半分に割れていて頭が無くなっています。多分お参りした武道家が崇拝するあまり、持って行ってしまったのでしょう。以前の墓石は削り取られて、小さくなっていました。それで新しい墓石に替えられたようなのですが、今度は大胆に半分に割られて持ち去られてしまったようです。

 剣聖飯篠長威斎の墓にお参りした後、表参道に下りて戻ろうとしたら、

こんなのに、出会いました。お団子屋さんの看板娘?です。

 今回の東国三社のお参りは食べ物に始まって、犬に終わるということになりました。今年は戌年だし、まあ良いお参りができたということです。

 

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コメント
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