2020年鹿島神宮、息栖神社初詣その2
前回は鹿島神宮まででしたが、そのあと息栖神社に行きました。
息栖神社の境内に入る大鳥居です。鳥居の横には車馬下乗と立札があります。ここから先は神様の領域なので、馬や車(たぶん牛車)は乗り入れ禁止という意味でしょう。車というのは、自動車を差しているのではない・・・と思います。立札は新しいのですが、昔からあった立札をそのまま継承して立てられているのだと思います。シャレで書かれているのではなくて。まあでも、シャレ・・・も入っているのかもしれませんが。
息栖神社は、霞ケ浦、北浦から流れ出る常陸利根川に面しています。一の鳥居は常陸利根川の船溜まりにあり、鳥居の両側には井戸「忍潮井」があって中でコイが泳いでいます。むかしはこの辺り一帯は、ほとんど霞ケ浦の水面で、神社に来るには船で乗り付けていました。
本殿の鳥居には、東国三社息栖神社の石碑があります。東国三社とは先にお参りした鹿島神宮、息栖神社と南の利根川沿いにある香取神宮です。いずれも武道の神様で、お参りする時は、この三つの神社に参らねばならない。どこかお参りしないと、片参りといってそこの神様がやきもちを焼くと云われています。
狭い井戸、といっても水面は船溜まりの常陸利根川と一緒ですが、なので食べるものは足りているのだろうか。神社の方が、餌をあげているのかもしれません。
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