2021年12月19日の夕日(キャノンホワイトレンズ35-350mm)
EOS-5Dで撮りました。普段からあまり長玉は使わないのですが、キャノンの35-350mmズームを手に入れたので、このところ望遠撮影にちょっと目が行ってます。
散歩の時、双眼鏡は持ち歩いているのですが、たまたま日没の時に夕日を見ていて視野が一瞬緑色に輝いて。これってグリーンフラッシュ!
それ以来、ずっと気になっていて。キャノンの長玉を手に入れたこともあって、時期も好いし(冬場の空気が澄んだ時)毎日狙ってます。
地平線の山並みに沈む一瞬に出現する現象なのですが、大気の具合や日没地点の条件が揃わないとなかなか見られません。
2021年12月19日の映像です。結局この日も見られませんでした。
300mm絞り-1.8位で撮ってます。
太陽の周辺が黄色から黄緑色に見えています。
たぶん箱根の山並み?の間に沈みます。結局明確なグリーンフラッシュは、出現しませんでした。雲がかかっていたせいもあると思います。
太陽光はプリズムなどで分解されると、波長の長い順に赤から橙、黄橙、黄、黄緑、緑、青緑、緑青、青、青紫、紫、赤紫と変化して、人間の目には見えないより波長の短い紫外線に変わっていきます。太陽光は大気中を、夕方は日中より長い距離を通過してきますので、波長の短い光は大気に吸収されて結局赤い光が届いて、それで夕日は赤く見えるわけです。
地平線のエッジ(遠くの山の稜線など)で太陽光がプリズムのように分離されて、一瞬緑色が見えるのがグリーンフラッシュの現象だと思います。エッジが地平線が鋭くなかったり、また大気に霞が掛かって透過度が低かったりすると光がうまく分散されずに色の変化が見られないのでしょう。
グリーンフラッシュ、なかなか見られません。
~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~