地元長禅寺門前町のメキシコ居酒屋とハチワレ、牛模様の猫
新四国相馬霊場の一番札所「長禅寺」を取り囲むように形成された小さい店、ほとんどさびれてしまって昔からの店は残っていませんが。そこに新しく若い店主がメキシコバルを開いています。いつも若い人たちが集まっている小さな居酒屋です。
その店先にかわいいハチワレ猫さんがいました。近づいても逃げません。人に慣れた飼い猫だと思います。
まだ若い、毛のつやつやしたハチワレです。
飼い猫は、最近猫エイズが流行しているので飼い主は外に出しませんね。なので外で猫を見かけるのは、けっこうめずらしいです。
店先にたたずんでいますが、この店の猫ではないと思います。長禅寺を取り囲むようにして建てられている小さな建屋は、奥行きが狭く裏は急な斜面になっていて、その上に長禅寺があります。店は二階建てにはなっているのですが、人が住めるような状況ではないですね。狭い部屋があるだけで。
以前にも紹介した無頼派の小説家「坂口安吾」が一時取手に住んでいて、小説を書いていた時に通った酒屋です。毎日酒を買いにきていたそうですが冬の寒さに耐えかねて、その年のうちに引っ越してしまったそうです。
この店もすぐ裏が長禅寺です。以前からシャッターを下ろしていて、一か所わずかに開いていますが、人の気配はありません。だいぶ前は、店の入り口部分のシャッターだけ開けていて酒は置いてあるのですが、販売はしていなくて。店主とたぶんその友達が数人集まって、昼間っからお酒を飲んでいるのが見られました。私も以前、裏の長禅寺に咲いている桜の花見をしながら一杯やろうと、「ワンカップとかありますか?」って聞いたのですが、「そんなものは置いてない!」とにべもなく断られました。「だって、あんたら集まって飲んでじゃないか・・・酒屋じゃないのかよ」ってw…
鬼海弘雄にインスパイアされて、こんな感じで地元の街撮りをしています。
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