”SWISS MADE HECOK” 手巻きの3針の腕時計を手に入れました。
クラシックなデザインが、なかなか良いです。気に入っています。現在は、無くなっているメーカーのようです。
でも、動きません。リュウズのゼンマイ巻上げも、空回りします。
ウォータプルーフで、裏蓋はスクリュータイプです。カニ目のドライバーで開けます。
ムーブメントをケースに止める枠がありました。これも外します。
ゴム製の台にセットします。
テンプがどこかに引っかかって、スムーズに動きません。テンプの芯が外れているのかもしれないので、外すことにします。
テンプを外してみました。ヒゲゼンマイはキレイに巻いています。アンクルもスムーズに動きます。
リュウズの巻上げをゼンマイが入っている香箱に伝える歯車のネジが緩んでいたので、一度外して締めなおしました。
少しは改善されましたが、まだ少しかみ合いがわるく、空回りします。歯が摩耗しているんだと思います。
一応、巻上げできるようには、なりました。
テンプを着けなおしたら、動き出しました。アンクルとガンギ車のかみ合いが悪かったようです。
アンクルとガンギ車のかみ合わせは大変微妙で、調整には高い技術が必要です。
オリジナルのベルトは付いていなかったのですが、別途新品のものをつけてくれたので、これをセットします。
ラグの幅は小さめの16mmです。バネ棒は新品のベルトにはついて無かったので、本体についていた古いものをそのまま使いました。
裏蓋がスクリュータイプなので多分1960~1970年代頃の時計だと思います。
小さいのでそれが、古い雰囲気を出しています。
私は手首が細いので、着けた感じは小さい方がシックリきますね。ベルトも新しいものですが、焦げ茶色の牛革で時計とマッチしています。
ウォータープルーフとありますが古いものなので、もちろん水は避けなければなりません。パラショック機構もついていないので、ガンガン使えるものではありません。革ベルトだし気密性も劣化していると思うので、汗をかく夏場に使うのは避けた方が良いでしょう。
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