フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

梅と菜の花

2024-02-17 00:25:51 | 日記・エッセイ

思い立って地元の梅と菜の花を撮りに行きました

 市街地から外れた県道沿いの地区に見事な梅の大樹あったのを思い出して、久しぶりに見に行こうと出かけました。

 CANON5DMarkⅰで撮りました。レンズは35-70mmf3.5-4.5、標準ズームです。一番リーズナブルwなレンズですね。

 5DのMark1は、露出がAutoだとオーバーなので-1に設定しています。バッテリーパックを付けていて、レンズは軽いけどボディ大きくて重い!

 まず目についたのが市街地の通り沿いに、細長いハート形の葉のスミレでしょう。冬も枯れずに残っています。春になると、3月、可愛い花を咲かせてくれるでしょう。紫、スミレ色の可憐な花を。縁石とアスファルト舗装の継ぎ目に根を張っています。

 横断歩道の脇の枯れかけた雑草・・・ではなくて、春の花が咲く前のスミレです。(しょうもない写真)

 

 それから大きな梅の樹を見に行きました。梅と言ってもいわゆる庭先などに植えられている紅梅、白梅ではなくて、たぶん野生種でしょう薄い桃色の大樹です。

その場所を訪ねてみると‼

 何と枝を切られてこんな無残な姿に・・・周辺は起伏のある畑地なのですが邪魔になるわけでなし何故こんな剪定と言うかほとんど切り倒されていて・・・そういえば奥に太陽光発電のソーラーパネルが見えますね。農家も畑を耕して野菜などを作るより、太陽光発電の電気を提供した方が、手間もかからないし安定した収入が得られるのかもしれませんね。こうしてだんだん里山の景観が変わって行ってしまうのですね。ちょっと寂しいです。

 でもしぶとく枯れずに枝を出してます。梅は強く剪定しても枝を伸ばして花を咲かせます。

とても良い香りがします。

夕方の空に白い半月が出ていました。薄桃色の梅と白い月、ちょっとイイですね・・・と自画自賛w…

すぐそばにこれも良い香りがするスイセンが咲いていました。

 後ろの土地はバラスが撒かれた駐車場になっています。風情のない写真になってしまいました。以前は畑だったはずなのですが・・・

最近地元で菜の花はあまり見かけなくなりました。まばらな農家が点在する道沿いに、ありました、菜の花です。

 もう盛は過ぎていて葉も花も枯れかけています。あまり良い写真は撮れませんでした。菜の花は寒気の厳しくなる12月から咲き始めますね。後ろに味気ない太陽光パネルが写り込んでいます。

 後ろに送電線が写ってしまって、青空に浮かぶ黄色い花を撮りたかったのですが、場所が確保できなかった。

 菜の花は昔から食材として花や茎、葉は辛し和えなど天ぷらとしても使われていますね。もう一つ重要なのは、菜種油です。花が終わると子房(めしべ)に小さな黒い種ができて、これを搾って油を採ります。油は料理に使われるほか江戸時代以前、灯油として灯りに使われていました。ちなみに灯りとして一番高級なのは、ロウソクです。ロウソクは取り扱いが容易で、しかも安定して長時間明るい光がとれるので、吉原などの花街では重宝されました。
 菜種油は今は中国産の安いものが輸入され、日本ではあまり生産されていないのではないかと思います。

 利根川の土手に、周りの草は刈られている中、水仙が咲いていました。後ろにはお地蔵様が。利根川は流域面積の広いあばれ河川で、昔は水害で人が多く亡くなりました。また子供も川でおぼれて、その鎮魂のためのお嬢様だと思います。お地蔵様は子供の守ってくれる仏様です。

 

 誰かがお供えのお水をあげています。川の方を見て子供たちを見守っているようですね。こんな処にお地蔵様があったとは・・・今まで気づきませんでした。手を合わせて、帰ります。

 と、こんな感じで梅と菜の花を見に行ったお散歩でした。何も変わらない田舎の地元と思っていたのですが、けっこう都会化してきて何か味気ない景観になってしまっていました。

ー追伸ー
 利根川土手の水仙です。夕方の光、逆光気味でレンズのコーティングが良くないせいか、なにしろリーズナブルなレンズなので、ハレーションを起こしています。ゴーストも出ていますね。ドーッてことない写真ではありますが、でもまあこれはこれで、それなりの雰囲気があってイイのではないかと思う次第ですw…(それにしても酷い写真だ!)

 

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