フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

ウィスキーの度数

2020-05-07 10:43:15 | ウィスキー・ワイン・お酒

ウィスキーのアルコール度数

 暇だと、ろくなこと考えない・・・

 地元の喫茶店「アポ」さん、ビルの建て替えでマンションになるらしい。気に入っていたのに店じまい。自家焙煎の非常~に美味しい珈琲を出してくれたのに。そこでは、「アイリッシュコーヒー」(アイリッシュウィスキーでコーヒーを割った)やスコッチウィスキーもメニューにあって、私は愛飲していました。喫茶店にビールや特にウィスキーを置いているところって、ディープですよね。昼間っからスコッチをやりながら、読書する・・・
 てっきり店じまいしたと思っていたら、ちょっと離れた周りには何もない県道沿いにオープンした新しいカフェ「グラッチェ」でマスターとして雇われていました。
 そのマスターの珈琲が飲みたくてお店に出かけたのですが、そこで思わずウィスキー談議になって。マスターによると「ウィスキーは、43度じゃないとダメだ」とのこと。なるほど、そういわれると43度のウィスキーって最近あまり見かけないなぁ。スーパーニッカやサントリーオールドは、43度です。

 ミステリードラマが結構好きで、”STAY HOME”なのでテレビに前に座り続けて見ています。アガサクリスティーのポワロ、ミスマープルやシャーロックホームズなど。最近のものでは「シェットランド」、島の事件の刑事もの。そこに出てきた本島(グレートブリテン島)から来た女性刑事、屋外で冷たい北海の風に吹かれながら大きなグラスでストレートでウィスキーを飲んでいた。イギリスではウィスキーは、ほとんどストレートで飲むようです。水割りは勿論、ロックにもしないようです。「なぜ水で薄める?美味しさが失われる」だそうです。

 でウィスキーは43度で、ストレートやるのがベスト・・・ということになりましたw… アルコール度数は、高ければ良いというものでもなくて、そういえばニッカのフロムザバレルはたしか50度だったと思いますが、美味しかった。45度くらいまでが良いと思います。最近、度数の高いウィスキーが増えてきているようだけど。それとストレートはキツイので水割りやロックにするというのは、美味しくないウィスキーを飲む時のこと。でそのおいしくないウィスキーを飲むって、意味わかんないな。
 ただしストレートといっても水割りではなく、ほんの少し硬水を垂らすのは香りを引き立たせる。氷も入れるとしても、グラスに一かけら程度。テイスティンググラスを使って立ち上る香りを味わいながら、スコットランドの寒く湿潤で陰鬱な景色を思い浮かべて、ゆっくりやりたい。ということですね、ウィスキーを飲む時は。

 テイスティンググラス、三種です。このグラスを使って、ストレートでティスティングします。「グレンリベット18年」これは40度でした。

 

~~~~~~~~~~~~~~~    ~~~~~~~~~~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グレンリベット18年

2020-05-05 23:48:36 | ウィスキー・ワイン・お酒

グレンリベット(GLENLIVET)の18年

 このところ"STAY HOME"で酒ばかり飲んでいる・・・わけでもないのですが、いやそうかもしれない。で、またウィスキーの話しですw…

 ウィスキーはスコッチのシングルモルトが気に入っています。グレンリベットは、やはり飲んだ事なかったようです。(よく覚えていないw…)

 グレンリベット18年です。

 もともとウィスキーはアイルランドから、その北側、グレートブリテン島の西側北大西洋に面したアイラ島を経て、スコットランドに入って来たと云われています。北大西洋に面したアイラ島には浜にたくさんの海藻が打ち上げられていて、これを麦芽を乾燥させるのに使っていて、それでアイラウィスキーは海藻の強いヨード臭がするのです。ウィスキーの製法がスコットランドに入って来た時に麦芽の乾燥には、寒い土地なので腐らずに堆積した植物の泥炭、ピートを使いました。なのでスコッチウィスキーはこのピートの香りがするのです。よくご存じのこととは思いますが。
 マッサンでおなじみの竹鶴政孝は、スコットランドでウィスキー作りを学んできて、北海道の余市に工場を創ったのですが、当初はスコットランドからピートを輸入し麦芽の乾燥に用いていたそうです。こだわりですねぇ。ちなみにニッカウィスキー「余市」は、麦芽の乾燥に地元北海道の石炭を使っています。独特の個性的な香りがしますね。この「余市」も非常~においしいウィスキーですね。

ウィスキーテイスティンググラスで、ストレートでやります。

 

 アルコール度数は、40度です。現代のスコッチなのでしょう、ちょっと物足りない感じです。

 度数が低い、といっても40度ですが、ウィスキーの液滴がグラスの内側にあまり付きません。色も薄めの琥珀色です。
 味も香りも非常~にソフトで口当たりは滑らか、想像していたものとは全く違っていました。グレンフィディックのような香ばしさが立った濃厚な味わいかと思っていましたが、それとは対極のものです。グレンリベットって、こういうウィスキーなんだぁ・・・
 想像していたものとは違っていたので、飲み始めはちょっと物足りない感じだったのですが、次第にソフトの中に味わい深さと滑らかさが立ち上がって来て・・・これは美味い! ハイランドウィスキーのイメージが変わりました。18年のシングルモルトの主張なのでしょう。イヤ~ッ美味い!

「一釜焚きのリザーブ」(シングルモルト)とあります。エレガントで誘惑的なウィスキー。色彩をおびた際立つ香り。樫とスパイスを暗示する、長くそして香りのなかなか消えない・・・ウィスキーです!

 ソフトなのに味わい深いので、どんどんイケる。ちょっとあぶないなぁw…

 

-閑話休題-

 政孝の奥様リタさんは、政孝がイギリスのグラスゴー大学に籍をおきながら蒸留所で働いていたときに知り合った、お医者様のお嬢さんです。彼女は結婚して日本に来て政孝のウィスキー造りを助け、生涯日本で暮らしました。戦争中は敵国人だとされて、日本に帰化していたのに、つらい思いもされたようです。リタさんはあまり身体が丈夫でなかったようですが、戦争を乗り越えて64歳でなくなりました。死因は肝硬変だったようです。つまり政孝のウィスキー造りのサポートで試飲を繰り返し、肝臓を悪くしたのではないか・・・と私は勝手に想像しているのですが。二人の間に子供はいません。痩せてスタイルの良い、日本女性の様な、なで肩で着物の良く似合うきれいな方です。NHKマッさんのリタ役シャーロット・ケイト・フォックス、彼女は本物のリタさんのイメージにピッタリですね。

~~~~~~~~~~~~~~~~     ~~~~~~~~~~~~~~~^

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NIKKA 45° Whisky

2020-05-03 23:45:46 | ウィスキー・ワイン・お酒

ニッカウィスキーブラック45度

 不要不急の外出ができないので、やることが無くて、というか今までと生活パターンはあまり変わらないのですが、テレビのミステリーものとか歴史ものとか海賊ものが好きなので「パイレーツオブカリビアン」とか見て過ごしています。
 で、何時間もTVの前に座り続けていると何か飲みたくなって・・・で?・・・ニッカウィスキー”BLACK Deep Blend 45%"です。(パイレーツオブカリビアンのジャック・スパロー船長は、ラム酒が好きなのですが)

 そもそもブラック・ニッカは、けっこう気に入っているウィスキーで、でもこのディープブレンドは45度で、気になってはいたのだけれど飲んでいませんでした。アルコール度数、45度を超えると、けっこう効きます。
 昔はウィスキーは、43~45度位あったと思うのですが、最近はほとんど40度か37度ですね。

 地元の喫茶店「アポ」さん、ビルの建て替えでマンションになるらしい、気に入っていたのに店じまい。そこのマスターによると「ウィスキーは、43度じゃないとダメだ」とのこと。なるほど、そういわれると43度のウィスキーって最近あまり見かけないなぁ。ちなみにサントリーオールドは43度です。スーパーニッカもたしか43度だったかと。

 45度はけっこうきついのですが、この際(ってどんな際?w)暇でもあるので飲んでみましたw… ウィスキー好きなもので。

 ソーダ割にしました。いつもは「ウィルキンソン炭酸」を愛飲しているのですが、「Big-A]の純水使用のCLUB SODA で。けっこうイケます。流行りの強炭酸は、ウィスキーの味をころしてしまいますので私は使いません。度数が高いので、炭酸で割ってソフトになったけど、しっかりウィスキーの味を主張してます。もちろんロックでもイケますが「カタイッ!」(町中華の玉ちゃんと内山君w…)。

 地元の喫茶店「アポ」さん、気に入っていたのですが店じまい。自家焙煎の「非常~にウマイ・・・」美味しい珈琲を出してくれたのに。お店では「アイリッシュコーヒー」(甘いクリーム入りのホットコーヒーをアイリッシュウィスキーで割ったもの)やスコッチウィスキーもメニューにあって、私は愛飲していました。てっきり店じまいしたと思っていたら、旧市街からはだいぶん離れた周りには何もない県道沿いにオープンした新しいカフェ「グラッチェ」マスターとして雇われていました。そのマスターの珈琲が飲みたくてお店に出かけたのですが、そこで思わずウィスキー談議になって、いろいろ教えてもらった次第です。

~~~~~~~~~~~~~~~~  ~~~~~~~~~~~~~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする