ウィスキーのアルコール度数
暇だと、ろくなこと考えない・・・
地元の喫茶店「アポ」さん、ビルの建て替えでマンションになるらしい。気に入っていたのに店じまい。自家焙煎の非常~に美味しい珈琲を出してくれたのに。そこでは、「アイリッシュコーヒー」(アイリッシュウィスキーでコーヒーを割った)やスコッチウィスキーもメニューにあって、私は愛飲していました。喫茶店にビールや特にウィスキーを置いているところって、ディープですよね。昼間っからスコッチをやりながら、読書する・・・
てっきり店じまいしたと思っていたら、ちょっと離れた周りには何もない県道沿いにオープンした新しいカフェ「グラッチェ」でマスターとして雇われていました。
そのマスターの珈琲が飲みたくてお店に出かけたのですが、そこで思わずウィスキー談議になって。マスターによると「ウィスキーは、43度じゃないとダメだ」とのこと。なるほど、そういわれると43度のウィスキーって最近あまり見かけないなぁ。スーパーニッカやサントリーオールドは、43度です。
ミステリードラマが結構好きで、”STAY HOME”なのでテレビに前に座り続けて見ています。アガサクリスティーのポワロ、ミスマープルやシャーロックホームズなど。最近のものでは「シェットランド」、島の事件の刑事もの。そこに出てきた本島(グレートブリテン島)から来た女性刑事、屋外で冷たい北海の風に吹かれながら大きなグラスでストレートでウィスキーを飲んでいた。イギリスではウィスキーは、ほとんどストレートで飲むようです。水割りは勿論、ロックにもしないようです。「なぜ水で薄める?美味しさが失われる」だそうです。
でウィスキーは43度で、ストレートやるのがベスト・・・ということになりましたw… アルコール度数は、高ければ良いというものでもなくて、そういえばニッカのフロムザバレルはたしか50度だったと思いますが、美味しかった。45度くらいまでが良いと思います。最近、度数の高いウィスキーが増えてきているようだけど。それとストレートはキツイので水割りやロックにするというのは、美味しくないウィスキーを飲む時のこと。でそのおいしくないウィスキーを飲むって、意味わかんないな。
ただしストレートといっても水割りではなく、ほんの少し硬水を垂らすのは香りを引き立たせる。氷も入れるとしても、グラスに一かけら程度。テイスティンググラスを使って立ち上る香りを味わいながら、スコットランドの寒く湿潤で陰鬱な景色を思い浮かべて、ゆっくりやりたい。ということですね、ウィスキーを飲む時は。
テイスティンググラス、三種です。このグラスを使って、ストレートでティスティングします。「グレンリベット18年」これは40度でした。
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