刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

麺鶏 佰鶏(ラーメン/寿司)

2023年08月14日 06時10分16秒 | ラーメン(又は取り扱い店)
市場花見小路を初めての信号まであっがて西へ入ったテナントビルの1Fにあるラーメン屋さん。
祇園の割烹料理店の様式をとるお店である。ビルの奥にひっそりとお店がある。佇んでいるとの
表現がよく合う雰囲気だ。





大衆店ばかり足を運んでいる某にとって少し入りずらいのだが、暖簾をくぐるといらっしゃいませ”
女性の温かい声が迎えてくれる。中はジャズが流れるゆったりした樹のカウンターだけの座席が並
ぶ。各座席には専用のお冷”の小さな容器が置かれている。



持ち帰り可能なおしながき、4種の麺に3種のごはん、TKGがきになるがおなかの様子も伺い
鶏とお塩の淡麗そば830円、予想価格よりお手頃でほっとする・・・



真っ白な皿のような容器の中央に盛られた麺は細く美しい。アラレとウズラ味玉とレアチャー
シューがよく目立つ。黄金色のスープは鶏塩、想像より深いコクが口に中で胃の中に染み渡る
俗に出汁系といわれるスープで硬ささえ感じとれるがしばらくすると波のように去っていく。

細い麺から想像できない骨太の1本真の通ったパツッとした麺で、ただ硬いだけではなく麺の
形状が口の中でわかる高質な作品だ。レアチャーシューは小さく見た目の存在感も小さいが
ジューシーでやや強めの塩加減などで器内のいいインパクトとなっている。

全てのレベルが高くラーメンというカテゴリーを超えて満足いくお店である。その雰囲気に
思わず無意識に飲み込まれそうになってしまった。




HP→https://www.instagram.com/mendori__hyakkei/

「京都市東山区清本町364-5」

コメント
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