卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

M210422 日東ハンドル製作所 鋼製天返しステム70mm

2021年04月21日 10時51分47秒 | Marchel

M210422 日東ハンドル製作所 鋼製天返しステム70mm

 

 

1970年代の競輪トラックレーサー仕様でBIA(旧自転車振興会)刻印のあるステムです。下端にゴムスリーブ状グリップをはめた鋼製丸バー(トラックレーサー用ハンドル)と組み合わせて、盛んに使用されていたように記憶しています。突き出し長70mm、バークランプサイズΦ25.4mm、ポストサイズΦ22.2mm。刻印は、先のBIAとNITTOの名前があります。緩締ボルトナットは3種類、クイル引き上げシャフト11mm、バークランプボルト14mm、天返しエクステンションナット20mmです。

アマチュアAの競輪場初出走筆卸は、新都知事に当選した美濃部亮吉氏により閉鎖された後楽園競輪場(1949~1972)でした。無我夢中で、何が何だか判らず終わってしまいました。最近まで333バンクと思っていましたが、400バンクと知りました。246号線を走る機会も多く、競輪選手の方? が丸バーを「天返した」スタイルで走っているのを見かけました。リヤハブのシャフト片側には万能板レンチが締め込んでありました。1970年前後に購入したステムと思いますが、1、2度使用したかしないうちにお蔵入りとなったものです。

半世紀を経た古いヴィンテージなステムです。鋼製のクロームメッキ仕上げで多少の経年劣化によるサビ・キズはありますが、美品に入る部類です。後に軽合金製のケイリンステムが現れますが、天返し固定システムは軽量化ばかりでない鋼製の安定感があり、Aはこちらが好きです。割れ・ヒビ等はなく、実用に耐えうるものです。メイン写真のものが全てです。

 

 

(日東ハンドル製作所 鋼製天返しステム70mm)

 

 

(鋼製天返しステム70mm BIAの刻印)

 

 

(鋼製天返しステム 構成部品)

 

 

(鋼製天返しステム NITTOの刻印)

 

 

(鋼製天返しステム 上部より俯瞰視)


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