台湾ワン!(Taiwan One!)

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お茶ボーロ~お好みの硬さに

2006年06月28日 | お茶レシピ秘話
 よく赤ちゃんのおやつに食べられているおやつ「ボーロ」をお茶風味にアレンジしてみました。生地にお茶の粉を入れ、そしてお茶のコクと相性のよいナッツ類はピーナッツを使用。
 焼き方にも一工夫。オーブンやトースターではなく、電子レンジで数分乾かすだけでできる手軽さ。
 <ボーロはなぜ卵を使わないとダメ?>
 市販のレシピを見て、「不親切だなぁ」思ったのは、「なぜ卵は1個や2個じゃなくて、大さじ1や2という中途半端な分量なの?」。「もし卵を使わなかったらどうなるの?」と思った所から、私の実験が始まった。
 
 まずはいっそ卵を使わないで牛乳でやってみた。そうしたら、焼き上がりが硬くて歯が折れそうだった。なるほど、卵を使うのは単純に栄養面だけではなくて、実は食感にも影響するんだ。でも、それは卵の黄身のせいなのか、それとも白身?
 
 ということで、次は卵の使用状態を「完全に卵白だけ」、「卵黄卵白半々」、「完全に卵黄だけ」の3つに分けて実験してみた。その結果が面白い。「完全に卵白だけ」グループは、牛乳グループと似た食感で硬くて噛めない。「完全に卵黄だけ」はコクが一番あるが、口にいれたとたん、早くもほろほろと溶けてしまう。噛み砕きながら溶かして味わいたいわたしには、少々食感がもの足りない。最後は「卵黄卵白半々」グループ。それがほどよい硬さと溶け感で、バランスがいちばんよかった。
 
 実験から得た結論は、市販品と同じ食感を得たいなら、「卵黄卵白半々」がよい。ほろほろ溶け感がほしければ、卵黄の分量を少し多めに。「完全に卵白」は歯が折れる恐れがあるので、避けたほうが良い。
 
 問題の卵の使い切り問題だが、いまのところ最良の方法は、結局は1個分の卵の量に合わせてほかの材料を使うほかない!(コメントになってない...、ごめんなさい!)



「T-Chinese」
コメント
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