「台湾に留学する」の中国語は「留學台灣」と「去台灣留學」、どちらが正解でしょうか。
答えは後者「去台灣留學」でした。「でした」と過去形にしたのは、2つの意味から。一つはもちろん設問への答えを発表したという意味で。もう一つは「去台灣留學」は時代遅れの言い方になりつつあるから。
規範的な文法からは、「去台灣」+「留學」の2つの行動の組み合わせが正しいとされているが、なんでもスピード感を求められる今どきは、手っ取り早く「動詞+目的語」、つまり「留學台灣」のほうが言いやすい。
本来中国語学習者がやりがちで訂正されること間違いなしの言い方なのに、実はネイティブにも支持されつつある。そのうち「去台灣留學」は古い言い方だよね、なんていうことにもなりかねない。
言葉は生き物だから仕方がないだろうけど、その狭間にいる教える人間からすれば、実に悩ましいし、困ったもんだ。
ところで、最近は台湾のCMで「玩日本」(日本に遊びに行く)の言葉を耳にし、さすがに絶句した。おもちゃかいな。「留學台灣」は四字熟語っぽくて(もちろん違うが)黙認するとして、「玩日本」はさすがにやりすぎでしょう。
教室では文法に則った「去日本玩」と教えつつも、実は最近「玩日本」という斬新な言い方も出回り始めたよと、現状を伝えるしかないでしょうね。
台湾華語・台湾中国語は任せて!台湾人による中国語教室・翻訳・通訳サービス T-Chinese
答えは後者「去台灣留學」でした。「でした」と過去形にしたのは、2つの意味から。一つはもちろん設問への答えを発表したという意味で。もう一つは「去台灣留學」は時代遅れの言い方になりつつあるから。
規範的な文法からは、「去台灣」+「留學」の2つの行動の組み合わせが正しいとされているが、なんでもスピード感を求められる今どきは、手っ取り早く「動詞+目的語」、つまり「留學台灣」のほうが言いやすい。
本来中国語学習者がやりがちで訂正されること間違いなしの言い方なのに、実はネイティブにも支持されつつある。そのうち「去台灣留學」は古い言い方だよね、なんていうことにもなりかねない。
言葉は生き物だから仕方がないだろうけど、その狭間にいる教える人間からすれば、実に悩ましいし、困ったもんだ。
ところで、最近は台湾のCMで「玩日本」(日本に遊びに行く)の言葉を耳にし、さすがに絶句した。おもちゃかいな。「留學台灣」は四字熟語っぽくて(もちろん違うが)黙認するとして、「玩日本」はさすがにやりすぎでしょう。
教室では文法に則った「去日本玩」と教えつつも、実は最近「玩日本」という斬新な言い方も出回り始めたよと、現状を伝えるしかないでしょうね。
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