グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

ニホンカワトンボとアオダイショウ

2010年06月05日 22時03分03秒 | 自然観察
今日の午後、嶺公園を散歩

湿生花園や菖蒲園では、ニホンカワトンボがたくさん見られました。
橙色翅型 ♂




無色翅型 ♂


今日の前橋の最高気温は26.5℃。雲が多めで少し蒸し暑かったので、今日はヘビに会えそうな気がするなぁと思いながら歩いていたら、案の定、園路にアオダイショウが出てきていました。



アオダイショウは、全長2mくらいになる大きなヘビ。草原、水辺、森林、農地などに生息し、木にもよく登ります。エサは鳥や卵、ネズミなど。
人家のそばで目にする身近なヘビで、昔は家の中にもネズミを狙ってよく侵入してきました。ネズミを食べてくれるアオダイショウは、家の守り神として大切にされてきました。
子供の頃に年寄りから「ヘビを虐めたり殺したりすると祟りがあるぞ~」と聞かされたことがありますが、これもヘビを恐がってのことではなく、ヘビを大切にしようということが根底にある言い伝えなのでしょうね。
また、ネズミはカイコを食害するため、ネズミを捕るアオダイショウはネコとともに養蚕の守り神とされていました。

体はデカイですが、おとなしくて可愛いヘビです


クロヒカゲ


ハナニガナ

ニガナよりも花弁の枚数が多い


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
羽の赤、かわいいです。 (Zoomy)
2010-06-05 23:06:40
こにタンさん、こんばんは。
ニホンカワトンボの無色のほうって色素が一箇所に集中してるんでしょうか。赤い模様が結構かわいいと思います。
今週、読んでる本(「耳嚢」岩波文庫、嚢の字は旧字体、江戸時代の噂や奇談を収録)に「蜻蛉を捕ゆるに不動呪(うごかざるまじない)のこと」という項目がありました。
曰く、「蜻蛉に向ひてのの字を空に書てさて捕ゆるに動くことなし」とありました。時代は天明の頃から30年ほど(1780年代~)書き綴った書物に収録された話ですが、その当時にそう語る人がいたということだそうです。ここまで古いと伝統的狩猟方法ですね。
ご存知かも知れませんが、まずはご注進まで。
私は子供のころやはりトンボの目の前で円を描いて云々と聞いて試しましたが成功した記憶はありません。もしかしてこれも簡単に採ってしまわないようにして大切にするための言い伝えだったのでしょうか。
返信する
Zoomyさんへ (こにタン)
2010-06-06 23:06:09
ニホンカワトンボは、翅の縁紋が赤いのがオス、
白いのがメスです。
橙色翅型の方も、見難いですが赤い縁紋があります。

トンボの目の前で指先をクルクル回すと、
トンボが目を回すので、楽に捕まえられる・・・と私も子供の頃は信じていました(^^;)
昔は、皆そうやっていたような記憶が・・・
今は指をクルクル回してトンボを獲ろうとしている子供は見ませんねぇ

日本ではトンボは好感度トップクラスの昆虫ですが、
トンボを捕りすぎないようにというのはちょっと考え過ぎかも・・・(^^;)
返信する

コメントを投稿