今日は上野村の渓流へ

正午頃の水温は2.8℃

イワナ(ニッコウイワナ Salvelinus leucomaenis pluvius)

河川の最上部に生息する魚です。好む場所や行動を同じ渓流魚のヤマメと比べると、ヤマメは「陽」でイワナは「陰」という印象。なかなか面白いヤツです。

ところで、アユでは長期継代飼育されたアユは継代数の少ないものに比べて放流効果が低下する傾向にあることが分かってきましたが、イワナにおいても長期継代された個体群は川での生存能力が低下しているのではないかと心配されています。
川場養魚センターでは、この問題に関連して、上野村の渓流で2種類のイワナを放流して定期的に追跡調査を行っています。
放流している2種類のイワナは
・継代飼育のイワナ
・天然魚のオスと継代飼育のメスを交配したイワナ
この2種類のイワナには放流後の移動状況や残存率に明らかな差があることが分かりました。

この調査の結果については、2月9日(木)に県庁ビジターセンターで行われる群馬県農林水産業関係機関成果発表会水産分科会で、気は優しくて力持ちのK君が「在来個体群を利用したイワナ放流試験 ~天然親魚の導入でどう変わるのか?~」という演題で発表します。
これからのイワナ増殖を考える上でとても興味深い内容です。
平成23年度 群馬県農林水産業関係機関成果発表会を開催します 群馬県
水産分科会プログラム

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イワナ(ニッコウイワナ Salvelinus leucomaenis pluvius)

河川の最上部に生息する魚です。好む場所や行動を同じ渓流魚のヤマメと比べると、ヤマメは「陽」でイワナは「陰」という印象。なかなか面白いヤツです。

ところで、アユでは長期継代飼育されたアユは継代数の少ないものに比べて放流効果が低下する傾向にあることが分かってきましたが、イワナにおいても長期継代された個体群は川での生存能力が低下しているのではないかと心配されています。
川場養魚センターでは、この問題に関連して、上野村の渓流で2種類のイワナを放流して定期的に追跡調査を行っています。
放流している2種類のイワナは
・継代飼育のイワナ
・天然魚のオスと継代飼育のメスを交配したイワナ
この2種類のイワナには放流後の移動状況や残存率に明らかな差があることが分かりました。

この調査の結果については、2月9日(木)に県庁ビジターセンターで行われる群馬県農林水産業関係機関成果発表会水産分科会で、気は優しくて力持ちのK君が「在来個体群を利用したイワナ放流試験 ~天然親魚の導入でどう変わるのか?~」という演題で発表します。
これからのイワナ増殖を考える上でとても興味深い内容です。
平成23年度 群馬県農林水産業関係機関成果発表会を開催します 群馬県
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素晴らしい水中写真ですネ!
冷たく澄んだ川の水がイイです。
イワナもこんな近くで撮れるんですね
放流直後に撮影しました。
ふつうの状態では、写真に撮るのは難しいですよね(^^;)