グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

クモガタヒョウモン、ツマグロヒョウモン、コチャバネセセリ

2019年05月21日 19時02分00秒 | 自然観察
今日は昼過ぎまで雨。
かなり強く降った時間帯もあり、ダムの放水もあいまって利根川では一時、氾濫危険水位を越えた場所もありました。
明日からは夏の暑さになる予想。まだ体が暑さになれていないので、ちょっとキツイかな・・・。

クモガタヒョウモン




ツマグロヒョウモン


昭和47年に発行された「群馬の蝶」(布施英明著・煥乎堂)にはツマグロヒョウモンについて、東日本では非常に稀な蝶であるとし、群馬県内の状況について『ツマグロヒョウモンは偶産種で、今まで桐生市・太田市・藤岡市などで採集されただけである。』と述べています。 今の状況からは信じられないような話ですね。


コチャバネセセリ






ツチイナゴの産卵

2019年05月16日 19時18分15秒 | 自然観察
先日の日曜日、マイフィールド1で虫を探しながら歩いていると、目の前にツチイナゴが登場。




観察を続けていたら、腹の先を地面に差し込んで産卵を始めました。




普通、バッタは秋に産卵して卵で冬を越しますが、ツチイナゴは成虫で越冬して今頃に産卵します。普通のバッタとは生活史が半年ほどずれています。

 

茶色い大きな毛虫

2019年05月15日 19時14分01秒 | 自然観察
先日、茶色い大きな毛虫に出会いました。シロヒトリという蛾の幼虫です。


全身を使って一生懸命歩いている姿は可愛いものです。


虫嫌いの方々にお願いです。
この毛虫、多くの人には、ほとんど危害を与えません。毒はありません。刺しません。
「気持ち悪い」という理由だけで踏みつぶしたりしないでくださいませ。



ホソミオツネントンボ、セスジイトトンボ、ニホンカワトンボ

2019年05月12日 18時42分16秒 | ぐんま昆虫の森
昨日、例によって『ぐんま昆虫の森』のフィールドで虫撮り。
大型連休後の初めての週末だからでしょうか、虫日和にもかかわらず、いつのも週末よりも人は少なめでした。施設運営サイドとしてはお客さんは多い方が良いのでしょうが、私としては来場者が少ない方が落ち着いて虫探しができるので都合が良いです (^^)

ホソミオツネントンボ   成虫で越冬するトンボです。


セスジイトトンボのペア




ニホンカワトンボ




前回訪れたときにはまだ成熟しておらず、水辺にいたのは少数でしたが、昨日は小川で縄張りと張るオスたちの姿がたくさん見られました。

「トンボ」といえば「水辺の昆虫」というイメージが強いですが、水辺で一生を過ごすわけではなく、羽化してから成熟するまでの間は、水辺から離れて林などで過ごすものが多いです。