優しい嘘

　エイプリルフールなんだけど、既にすたれています。
　そんな１日だけ嘘をついてる穏やかな時代じゃないんですよね。

　そう言えばこの間ドラえもんでそんなのがありました。それを飲んで言うと全部嘘になる薬が出てくる話。

　なかなか感動的な話に仕上がっていました。

　ドラえもんはずっと観たことなかったんだけど、変な時間に家にいるのでいろいろ観てます。

　ああいうのって愛し合う間の２人にも必要みたいですね。
　いわゆる優しい嘘ですね。本当のことを言えばいいってものじゃない。かと言って何も言わなければ心配する。特に心配させたくない時に安心させたくてつく嘘、それはあるかもしれませんね。
　
　嫌なんですけどね、嘘をつかれるって。
　
　家族でもそうなんだろうけど長く付き合っていると、変だなと思う。聞いてみたら答えが返ってきたけど、あれ、これ嘘ついてるな。そう判るのが相手を理解してる関係ね。そして相手が本当のことを言うのを待っていてあげよう、そう思えたら本当の愛情かも知れない。

　なかなか行き着けないですね。
　
　全然関係ないけど、学生時代友人が妹の定期を遊びに行くんで借りて、でもそれがばれると怒るらしいのね。それでも案の定返す前に妹に気づかれて「お姉ちゃんでしょ」って詰め寄られたけど怒ってるからもう本当のことは言えない。知らないってすっとぼけた挙げ句、机の隅にそっと落としておいて「あったじゃん、ここに」って凄い判りやすい方法を使って返してあげた。

　いい嘘じゃないですけど。
　今思えば姉妹のほのぼのした関係が見える嘘だと思います。

　４月１日からいろいろ値下げが始まったと今日私は始めて聞いたんですけど、それはニュースの言ってる優しい嘘じゃないですよね？　

いろいろあって楽しいでしょう

　新しい出発の日なんだ。
　入社式とか新しく社会に乗り出していく日なんだ。

　何故か３月が終わった途端気分が楽になりました。
　本日は腑抜けになっております。

　１人花粉症状が酷いのよ。何故だろう。腸が弱っていると免疫力が落ちるからよくないとの情報を得ました。

　思いっきり当てはまっていそうな気がする。
　
　でも気分的には落ち着きました。３月が終わったからだと思われます。何故に３月だけそんな目の仇になったのだと思うとやはり年度末だから？

　どちらにしろ体調が落ち着かないのは困ったものです。気持ちもそれだけ落ち着かないということかしら。でも理由が判ってるからどうしようもないわ。

　そんな時もあろうかと諦めるしかない。
　花粉症にしても薬持ってたんだよね。飲めばいい訳。目薬だってどれがそれ用だったか忘れたけどあるのよね。その気があればさして試してみればいい訳。それをしないと言うのは体調が悪い時はその簡単な真実に気が付かない。頭が回らないのね。
　
　そんな日々であっても後になって振り返ったらエキサイティングな楽しい日々だったと思えるかもしれない。

　就職される方もそんな気分で今日を迎えてるのかしら。
　
　私はただ３月が終わるとそれだけが嬉しかった。今年の山になってましたからね、何故か判らないけど。
　後の月は意外と暇かも知れない。

　って言いながらある月を迎えたらまた騒ぎ出すかも。
　こればっかりは過ぎてみなければ判らない。

　でもきっとその方がいい。
　その方がいろいろあって楽しいでしょう？

誰？

　年のせいなのか？と思うけど電話で話してて切った途端に、あらあの人の名前なんだっけ？と思うのは何故？

　後で資料送ると言っておいて誰宛に送っていいか判りません。

　年と関係なく前からそうかもしれない。出逢ってきゃあきゃあ話してて別れた後、他の人から
　「今の方のお名前は？」
　「忘れた」

　あったな、そういうこと。

　いい加減なのかー。

　知り合いの方がバスかなんかで昔の知り合いに逢ったんですって、でもやっぱり誰だったか思いだせずに１週間考えて思い出しのって話を聞いた時、それはいくらなんでも・・・って思った。
　１週間思い出せないって言うのもあったんだけど、１週間考え続ける根気よさって言うか・・・しつこさ？それも凄いなって思った。

　人のことが言えなくなってる。
　でも私の場合は根気よさではなく創作してる、かも？
　たまたま間に入った人が上手く、思いっきり間違えてるのを隠蔽してくれたりして？

　それはそれでねー。
　まずいだろ。

まー、大人になったわね。

　月末恒例と言えば銀行巡りです。

　別に今日じゃなくても良かったんだけど思い出した時にしないと最近何もかも忘れてしまいます。
　ということで混んでるの承知でお出掛けです。
　振込みがありましてこれは窓口オンリーだった為、窓口へ行ったんですが振込み用の用紙を書いておりましたら、どうも今日は字を綺麗に書きたくない日というか、本来の癖字が思いっきり出る日だったらしく、うわ、汚いなと自分でも思ったんですが、やっぱり汚かったらしく読めないと言われました。

　今日は綺麗な字を書きたくないんです。

　人に迷惑をかける実務能力のなさはどうかと思いますが、もうどうしようもありませんわ。

　生きてるだけで丸もうけと言いたいくらい、ここの所、緊張感に支配されていますから。

　友人にも、実務能力ないなぁと思う子がいますが、人のことだと良く判るのよねぇ。判った所で私もどっこいどっこいなんだけど、この子も大変なんだろうなぁと思ってます。

　実務能力に優れた社会を生きやすいタイプとそうじゃないタイプが存在するんだと思うんですが優れてないタイプもどうにか折り合いをつけていかないといけないからね。
　大変なのよ、その折り合いが。

　優れてないタイプはまず気分で社会と接するから、今日は字を綺麗に書きたくない日と割り切りますが、それじゃ相手は困るわけですから。
　これでもね、一時は努力したんですよ。できる筈よ、これくらいのことできる筈って頑張った。
　でも無理をしても無理をしているだけ。自分じゃないものに一生懸命なろうとしているだけ。
　それがよく判ったわ。
　
　何処かでその反動も出るしね。

　あー、違うんだな、私って思う。これはある日突然じゃなく子供時代からその兆候はありますからね。親はそれを思って心配して正そうとするんでしょうが、生まれ持った性質は直りませんね。むしろ否定せずその子の良い所を伸ばして欲しいもんだと思います。

　最近のお母様はそういう方もいるようですが。ご自身の体験と時代がそれを可能にしてるようにも思いますが、そういう反面、子供は私立に・・・って仰って教育ママになっているのを見ると、やっぱりそんなに時代は変ってないかなって思う。
　昔よりフリーの職業につける抵抗は減ったようですが、我が子には完璧を求める親の性はどうやっても変らないものかもしれない。

　私などはいろいろ目茶苦茶やったけどそれでもいろんな現実が見られて良かったと思ってます。
　今は。
　今は、に行きつくまではいろいろありましたが。

　終わったことをどうのこうの言っても始まりません。

　まー、大人になったわねー。
　それが今日の締め括りね。