住んでる建物に、消火器をつける(と当日まで私は思ってましたが、火災報知機のようです。ここでも偉大なるボケが発揮されていた)
前日から大掃除さ。
だって、キッチンと寝室の両方だよ。
物を隠す場所なんて脱衣所?
でも私の掃除の仕方が変で、何故か街で配ってる無料ティッシュをバラして箱に詰め替える所から始まる。
かなり違うんじゃない?
ということで、緊張で眠れぬ一夜を過ごし、夜中というか、明け方にやっとまともな整理が始まる。
寝不足でぐったり。
9:00-17:00くらいの間で来るらしいんだけど、いつか判らない(笑)
ほぼ1日監禁ですわ~。
ありがたいことに昼前に来てくれたけど、眠たくて床の上に倒れこんでる最中だった。
「寝室ってつける場所決まってるんですか?」
そこじゃ、熱に反応して鳴るだろう。
2人来た工事の方が話している。脚立もちゃんと部屋に入れてもいいように脚の先に布が巻いてある。
好感が持てた。
「いええ、特に場所は決まってないんですけどね」
消火器を取り付けるとまだ思い込んでいるので、あんまり入り口近くだと私がつまづくから~なんてケラケラ私1人が笑ってましたが、相手は
(なにを心配してるだろう、この人は?)と思っていただろう。
だって天井についてるもん。
火災報知機…だからね。
でもね、これ、説明受けたら、例えば煙が多く出た、必要以上に暑くなった。
そうすると
「火事です、火事です」
って機械が喋るだけらしいんですね。注意を喚起するのみ。
どこへ通報してくれるわけでもなく、喋り始めたら自分で止めに行く。
天井についてるのに。
必要あります?
これって気休めって言うんじゃないですか?
だってキッチンで、煙が出る料理をしたら、一発で行くよ。
「火事です」
部屋でもくもく煙草吸ったら
「火事です」
行くよ。
で、自分で椅子とか持ち出して、止めるのよ。
どこ止めるのかしら?1回聞いたくらいじゃ覚えてないわ。
その時ついでに、救助口の点検もしたんですが、窓辺を片付けるのを忘れていたので
「またいでください」
とか言いながら、ベランダに出てもらい、ふと気づく。
あの人、靴下のまま出てない?玄関を見たら靴がある。
ってことは…。
全てが滞りなく終りお2人が帰ったあと、急いで見に行ったら寝室の…って言うかそれだけが部屋…のカーベットの上に泥がべったりついていた。
ぎょえー。
どうしたらいいんだろう。
拭き掃除ですわ。
どうせ汚い部屋ですけど、今まで来る救助口の点検の人は必ず靴もって行ったけどな。
なんたって、なんちゃって火災装置機のついでだったからな…。
暑くて、もうこれ以上拭く気もせず、軽く汚れを取って終わった。
と言うか終わらせることにした。
でも靴下でベランダに出た人、最後に終わりましたのサインを求めたんだけど、他の部屋にも既に行ってるんだよね。他の部屋でも同じ事をしてるなら、他の部屋のベランダの汚れつき靴下で、家のキッチンから、寝室をうろうろしてたってことかぁ。
考えるの止めよう。
苦情を言いたくなる。
という、よく判らない工事の夏の暑い日は、疑惑と軽い怒りで過ぎ去りました。
『まやかし嬢』
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