子供が大好きな大阪水曜ほっと集談会一世です。
先日あるアーティストが対談で、アーティストの資質及びアーティストであり続ける秘訣について聞かれて、未成熟な部分を残すことと答えていた。
なるほど!
つまり、集談会でよく言われた幼弱性を克服するとか、人間的な成長とは逆の発想である。
恥ずかしながら来年還暦を迎えるわたくし一世は、3歳の孫と喧嘩して娘にたしなめられるほど幼弱性が強い。
先日も一回り下の小賢しい上司にそろそろ大人になってくださいとため息交じりに言われた。
やかましい、もう遅いやろと心の中でつぶやいた。
大人になろう、幼弱性を克服しようと頑張って59年。
自信喪失まっしぐら、自己否定の塊になって動けない!
最近子供の自分の部分で生きようと決めたとたん、ずいぶん楽になりました。
楽になっただけではなく、若い友人が増えたし年配者から学ぶことも増えた。
何よりも本来の好奇心がわいてきて元気になりました。
幼弱性とは、生きる力そのものではないか!
そういえば私の尊敬している集談会の先輩もアイドル好きである。
アイドルの話で集談会が随分楽しい会になった。
神経質の皆さん幼弱性を大切に残しつつ社会人として必要なことをぽつぽつやりましょう。
余談だが高名な禅僧の良寛さんが晩年幼児と、まりをついて遊んでいる肖像画が微笑ましい。
私も良寛さんのようなお爺さんになりたい。
1月25日 一世