大阪水曜ほっと集談会一世です。
コロナの感染爆発で81歳の両親と2歳の孫娘までコロナ陽性、大変な一週間でした。
ついつい構いたくなるのが人情ですが、自分が感染しては元も子もありません。
距離を取りながら最低限のサポートしか出来ませんでした。
日常品の買い出しなどサポートしてくれた妻には感謝です。
相変わらず多忙な日々、毎日多くの人に出会う仕事の私は、感染対策と人手不足地獄に翻弄されていました。
集談会の案内もギリギリになりました。
そのような日々ネットニュースで、ある記事を見つけました。
「仕事も人間関係もうまくいく放っておく力」知的生きかた文庫・枡野 俊明氏【著】が多くの方に読まれているそうです。
忙しすぎてまだ読めていませんが、タイトルに魅かれています。
私の生まれた昭和30年代は、貧しい上に子だくさんで、常に放っておかれる状態が普通でした。
生活の為両親は常に働いており子どもひとりひとりに構うことができず、良い意味でスルーされていました。
今はどうでしょうか?
意図的に制御しなければ、どんどん干渉してしまう、されてしまう時代です。
情報量もその手段も豊富で、即対応が求められます。
すぐにLINEが既読にならなければいじめの対象になる変な時代です。
私は最近森田療法の説く平等観にとても関心があります。
この平等観と放っておく力は根源的に同じではないかと感じるのです。
突き詰めれば、個々の尊重であり相手の命へのリスペクトであると感じています。
森田療法の学びが本当に深まれば森田理論を武器にした過剰なアドバイスなど無縁であるはずです。
私は理論の為の理論など一切不要だと感じています。
集談会においても、症状を訴える会員への良い意味での放っておく力が今後益々求められると思います。
ちなみに私は娘への、この放っておく力が欠如しているためこのような辛い日々です。
どうにもなりません。(泣)
2022.7.19 一世