「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

1月15日(水)14時~・1月21日(火)20時~(ZOOM)にてリモート集談会&新年会を開催します

天邪鬼(あまのじゃく)と迷妄の時期

2022年07月26日 06時10分17秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

今日は運転免許の更新です。

ゴールド免許が自慢の私でしたが、昨年のスピード超過による減点で厳しい講習が待っています。

それが発見会のオンラインミーティングに間に合うように帰宅を急いだ結果によるもので笑ってしまいます。(泣)

さて先日京都の西本願寺を訪れたとき、天邪鬼を見つけました。

厳つい顔をしていますが、何か可愛いのです。

早速天邪鬼について、調べてみました。

わざと人に逆らうような言動をする人や、その様子を指す言葉です。

簡単にいうとひねくれ者ですね。

 民間説話に出てくる悪い鬼で物まねがうまく、他人の心を探るのに長じるとされています。

ところで、森田療法と天邪鬼になんの関係があるのか?

これが大いに関係が有るのです。

とらわれの渦中の神経質者は、人の言葉に.耳を傾ける余裕も素直さもなく、医師の診断さえも疑いひたすらやりくりを繰り返します。

元々理屈で物事を捉える傾向があり理知的な混乱を生じやすいのです。

素直に恥ずかしがったり、不安をそのままにしておけばやがて流れていく感情を小賢しい理屈で早急に取り去ろうとする。

結果皆様もご存知の通り地獄の苦しみを味わうことになります。

地獄に行ったことがないので憶測です。

皆様、恥ずかしいという感情は人間の感情の中でも、とても高度な感情なのです。

聞いとるか?

関西の度厚かましい、おっさん!

失礼しました。

私のことですね。

さて、森田博士はこのように理屈に凝り固まった机上論を展開する若い患者をお使い根性とか悪智と呼び手厳しく指導されていたようです。

オンラインミーティングさえなければと言い訳する私は、森田博士の言われたヒネクレの見本です。





2022.7.26 天邪鬼一世


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