大阪水曜ほっと集談会一世です。
今日から一泊二日で心癒される友人10名以上で京都を訪れます。
京都は、私にとって特別な場所です。
今から40年近く前の事です。
当時は全国で、各集談会主催の一泊学習会と称する学びの集いがありました。
会場はお寺やユースホステルなどを利用していました。
民宿や今で言うところの第三セクターの運営するリーズナブルな公共の施設などもよく利用していました。
青年時代の私は全国から参加されていたこの一泊学習会の幹事として企画や準備のお手伝いをしていました。
特に思い出深いのが入会したての20歳の頃にたった一人で参加した、京都にある相国寺塔頭瑞春院です。
作家、水上勉氏が9歳から13歳まで禅の修行に過ごしたところで有名です。
この瑞春院時代の襖絵をモデルとした小説『雁の寺』はベストセラーになったことから瑞春院は別名を『雁の寺』とも申します。
今から40年近く前20歳の私は心の不安から、これからどう生きていけばよいか、何かのヒントを求めて参加したのでした。
この写真を見ただけで当時の孤独で、未来を描くことができかった日々を想い出し心がチクリと痛いです。
とらわれの最中の、今の若い方々に申し上げたい。
あなたが神経質者であるならば、森田療法により必ず全てが変化し、苦い思い出と共に振り返る時期が来ます!
今どんなに辛く苦しくても必ず、あなたらしさを発揮し生きている実感を感じる時が来ます。
それまで、時間を要しますが歩みを止めてはいけません。
私自身の心の旅は今もつづいているのです。
2022.7.10 一世