大阪水曜ほっと集談会一世です。
来月孫の七五三です。
引っ越して、しばらく会わない間にどんどん大きくなっていきます。
健やかな成長を願うばかりです。
ところで、今とても楽しみにしている映画があります。
12月8日に公開される窓際のトットちゃんです。
ご存知の方も多いと思いますが、「徹子の部屋」で有名な黒柳徹子さんのベストセラー「窓際のトットちゃん」のアニメ化です。
現在であれば発達障害を疑われるようなトットちゃんの自由奔放かつ奇想天外な物語にどんどん引き込まれていきます。
ところでサラリーマン生活約40年、常に窓際の一世くんです。
現在はさらに進化して非正規雇用になっています。(笑)
こちらの方は、生涯アニメにも洒落にもなりませんが、その神経質かつ窓際人生の物語は一般公開されずに、集談会でのみ語られるのです。
黒柳徹子さんが子供時代を過ごされたトモエ学園の教育方針を今日は紹介したいと思います。
※どんな子も生まれた時にはいい性質を持っている。
それが大きくなる間にいろいろな周りの環境とか大人たちの影響でスポイルされてしまう。
だから早く「このいい性質」を見つけてそれを伸ばしていき個性のある人間にしていこう。
森田博士は自分の療法を再教育という言葉で表しておられます。
トットちゃんのような子供や神経質な子供は少数派だと思います。
それゆえに周りに理解されなかったり誤解されることも多いでしょう!
集談会で、小学生の時に授業中に本読みを指名されてうまく読めず笑われて、対人恐怖症の芽になった体験を何度も耳にしました。
私は森田療法の発想が初等教育から取り入れられて神経質な子供が、緊張したり過敏であることが理解されずに、過度に自分を苦しめることがないことを切に願います。
そのような時代にするためには、森田療法がもっと社会に認知される必要があると思います。
そのための具体的な活動として集談会の存在をこれからも、このブログで発信していきたい!
2023.10.18 一世
※黒柳徹子氏著『窓際のトットちゃん』 講談社より 引用