大阪水曜ほっと集談会一世です。
ここのところ季節性の偏頭痛に苦しんでいます。
調べてみますとそのメカニズムは現代においても詳しくわかっていませんが気圧が低下することで、自律神経は副交感神経に偏りがちになるそうです。
その結果、普段緊張しやすい方は、体にストレスを感じ様々な身体症状となって表れるようです。
一般的には、脳の血管の拡張により頭部の神経が圧迫されていることが原因ではないかと考えられているようです。
神経質症状と同じで、そのメカニズムを知ることで予防はできます。
しかし完全に取り除くこともできないし、ある意味心身からの警告なので、耳を傾けてペースダウンすることも大切ですね。
さて最近、精神科医和田秀樹さんの動画や書籍を読ませていただき、マインドリセットという言葉に共感させていただきました。
今までの考え方や価値観をいったん白紙にしてみる。
職場でも自助グループ内でも感じるのですがシニア世代で、今までの生き方、考え方を変えられる人と変えられない人があります。
森田療法を学んで良かったのは、集談会で神経質への見方が変わりさらに立ち直り、笑顔を見せていただく若い会員の方と接することで自然と自分の中のかくあるべしに気がついたことです。
同世代の集まりでは体験できないことですね。
どこにでもいますね。
過去の肩書きやキャリアにこだわり、そこから抜け出せず、煙たがられているシニア世代。
自助グループでも例外ではありません。
私は、自助グループ内で講師という呼び方に違和感を感じ嫌いです。
体験者というのが自然ではないかと思います。
今日の心に響く言葉
※マインドリセットできずに若い時の考えのままで、「そういうことは格好悪い」とか「ダメな人間のやることだ」などと思ってしまうと自分自身が苦しむことになるだけです。
精神医学の世界ではそうした考え方を「かくあるべし思考」と呼んでいます。
男たるものこうでなければいけない、人に頼ってはいけない、与えられた仕事は残業してでもちゃんとやらないといけない、そうした様々な「かくあるべし」は、年をとったらスパッと手放してしまいましょう。
2023.10.12 一世
※和田秀樹氏著
※『幸齢者』幸せな老後のためのマインドリセット
※プレジデント社