大坂水曜ほっと集談会一世です。
この夏の異常な暑さは死をイメージさせる程のストレスであった。
昨日NHKのドキュメント番組で島根県の黄泉比良坂という場所が有ることを知った。
黄泉比良坂(よもつひらさか)とは日本神話「古事記」において、生者の住む現世と死者の住む他界(黄泉)との境目にあるとされる坂である。
年間多くの方が、様々な思いを抱えて、愛する故人と会話をするためにひっそりと訪れるというのである。
そこに天国への手紙が投函できるポストがあるらしい。
以前に私は、このブログで自助グループ活動でお世話になった、元顧問で協力医であられた、亡き河野基樹医師へ天国宛てに手紙を書いた。
そういえば10月31日は、その河野基樹医師の命日である。
私はその日を勝手に秋桜(コスモス)忌と称して先生のことを偲んでいるのである。
今でもふと不思議な感覚にとらわれることがある。
突然20代の私が現れて50代の先生と会話をしている光景である。
生死一如(しょうじいちにょ)という言葉がある。
生きている世界も死んでいく世界も実はどこかでつながっているのだろうか?
体調が悪いとき、思いどうりに行かない時、努力をしても結果がなかなか出ない時、いつも読み読み返す言葉がある。
何度もこのブログで紹介したがあえてもう一度書かせていただく。
それは「世の中は自分を中心に動いているのではありません」という厳しくもあたたかい、河野医師の言葉である。
今日の森田の言葉
神経者の生き方それは感謝の心と他者に対する思いやりの心を育てるよう心がけること。
そのためには、たくさんの本を読んだり、多くの体験をして、視野を広げることです。
世の中は自分を中心にして動いているのではありません。
2023.10.7 一世