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大阪水曜ほっと集談会一世です。
昨日はハロウィンでした。
若者たちの鬱屈した思いが、仮装の力を借りて爆発するのではないかと心配しておりました。
それに対して精神的内向性の強い私達は、症状というかたちで自分の内面に向きやすいのが特徴です。
方向は違えど、どちらも若者特有の言い知れない心の叫びかもしれません。
次女が高校生の頃、学校のストレスとウザかった父親である私への怒りから壁に大きな穴を開けました。
その穴がまだ残っています。
敢えてそのままにしています。
修復するお金がないのも事実です。
振り返ると神経質症状以上に辛い体験です。
この穴を見るたびに、当時の症状と仕事に明け暮れた自己中心的な当時の自分と無力感に苛まれた日々を想いだします。
思うに両親や自分の妻子にもずいぶん迷惑をかけました。
その娘が社会人になってからずいぶん変わり優しくなりました。
※今日の森田博士の言葉
私どもの行動の中で、破壊はたやいけれども、建設はなかなか難しいものであります。
室内を取り散らかしたり、物を壊したりすることは、何の目算もいらず、即座に実行することができますが、それと反対にちょっと室内を整頓するのにも、工夫したり、見積もりを立てたり、いろいろの骨折りをしなければならないのであります。
破壊は気楽でありますが、建設には常に困難を甘受しなければなりません。
2023.11.1 一世
※自覚と悟りへの道より一部抜粋