大阪水曜ほっと集談会一世です。
最近表情に変化が乏しく、感情が表に出ないと感じている私です。
それを落ち着きとか、成熟とか言われることに抵抗を感じるのです。
ところで、そこのシニア世代のあなた、仏頂面をしていませんか?
私は、しょっちゅうです。
外面は良いのですが、プライベートでは険しい顔つきをしていることが多いのです。
三歳の孫娘が、私の顔を見て、これでもかと思うくらい、ニコッとしてくれることがあります。
特にケーキを食べる前の笑顔は、とびっきりです。
誠に失礼ながら、現存している森田博士の写真は、子供のような笑顔をされていますね。
ところで以前にも紹介しましたが、和顔愛語ということばがあります。
和顔愛語(わげんあいご)と呼びます。
「和顔」はやわらかな顔、「愛語」はやさしい言葉の意味でつまり、文字通り、笑顔で愛情のこもった言葉で話すことだと言われています。
日々忙しく生活をしていますと、ついついこの柔らかな顔や優しい言葉がなくなります。
私のようにお客様と接する機会が多い仕事の人間は外面上はできるのですが、肝心の自分自身に対してできていなかったことに気がついたのです。
自分に対して柔らかな顔ではなく、いつも険しい顔をして、自分の行いや気持ちをいたわることをしていなかったことに、はっと気がついたのです。
自助グループでも、内容がすばらしいとしても、むずかしい顔をして、森田理論をひたすら語っても、お笑い世代の若者には、届きにくいのではないでしょうか?
人に対してだけではなく、自分に対しての和顔愛語を特にお勧めしたいと思います。
2024,1.26 一世