大阪水曜ほっと集談会一世です。
皆様本日もお疲れ様でした。
本日は少しうれしいことがありました。
40歳違いの同僚が、最近優しいのです。
私にコミュ取り過ぎと今風言葉で教えてくれた厳しい師匠です。
この同僚とは過去のあらゆるスキルを総動員しても、うまくいきませんでした。
残念ながら45年間の森田療法の学びもぶっとぶぐらいの無力感でした。
具体的に言います。
あなたはコミュニケーションをとろうとしているのですが、仕事なのでほどほどにとした方がよいです。
と、私に暗に教えてくれた恩人なのです。
自助グループ活動と同じ感覚で人に接することで弊害が生じていたのです。
当初、管理職でもなく、肩書きも無いのに、色々仕事のことでハッキリと言う、ウザイオジさんの私のことが、壁のように見えたようです。
ところが最近この壁が意外と脆いことに気がついたようで、労ってくれているのです。
弱さを見せることは、実は人と人の距離を縮める最も有効な方法なのです。
私と同じ六十代以上のオジさん、オバさんに伝えたいことがあります。
仮にあなたに若者以上の経験やスキルがあったとしても、息子や職場の若者世代に間違っても立派なことを言おうとか、尊敬されなければいけないとか、考えてはいけません。
言わなくても若者は、感性でわかるのです。
逆なのです。
若い人に弱い自分や情けない自分を吐露して助けてもらうのです。
時々自助グループのシニア世代で、まだまだ若い者に負けないという闘争心丸出しの人物に出会います。
私には見えるのです。
その行き着く先は、ズバリ鬱です。
なんとなく、生きている実感に乏しくなり、世界から切り離されたような孤独が待っているのです。
老年期に於いて本当に怖いのは、体力の衰えでも、認知機能の低下でもありません。
孤独と欝だと思うのです。
そのことを肝に銘じている一世です。
知らんけど!
最後に森田博士の人間関係における不即不離について紹介をしたいと思います。
※今日の森田博士の言葉
それならどうすれば不即不離になれるか。
なんでもない。
悪智を捨てて自然に帰ればよい。
2024/07/10 一世