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大阪水曜ほっと集談会一世です。
最近尊敬している集談会の先輩会員さんから「ゆっくり動く」ということを学びました。
元々人の話をあまり聞かない、すぐに答えを求める、すぐに結果を出そうとする、せっかちな私です。
パニックの素質は、十分すぎるほど持っています。
集談会での学びで、最後まで人の話を聴くこと、一呼吸置いてゆっくりと動くことを学びました。
朝ゆっくりと歯を磨く、ゆっくりと食べる、ゆっくりと湯船に浸かる、これらを心掛けるだけでストレスが少し緩和されるのです。
自律神経研究の第一人者で、順天堂大学の小林 弘幸教授もこのゆっくり動くことを提唱されています。
これはパニックにはとても有効な考え方だと思います。
不安をすぐに解決しよう、不安をなくそう、不安を取り除こうとする行動がさらに次の不安を生むのです。
不安タイプの神経質者はパニックになったときほど、ゆっくりと動いて自分の心のありようを観察する習慣を身につけることがとても大切だと感じる一世です。
※今日の森田博士の言葉
私どもの人間の心は、いかなる 条件、事情によって どのように動くものであるかということを観察する修練を積むことが大切であります。
つまり 目前の快、不快にとらわれて、不快を除こうとして自分の心をやりくりするのではなく、自分の心をそのあるがままの姿において観察するのであります。
そうすれば人間の心というものに対する正しい認識を得ることができ、迷妄にとらわれることはなくなります。
2023.8.7 一世
※森田正馬著
※自覚と悟りへの道
※白揚社
上記より一部抜粋
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