
大阪水曜ほっと集談会一世です。
かつて自助グループ内での男性中心の仕事の話題に辟易して、違和感を感じてきた私です。
幾分改善されてきたかもしれませんが、未だに女性特有の悩みが話しにくい、
仕事中心の行動、行動、森田についていけないという声を聞きます。
本当の意味で森田療法が理解されていない、伝わっていないと感じますね。
今日のタイトルは毎日新聞に連載されている、
たかお・みほ先生のエッセイよりいただきました。
たかお先生は女性のための統合ヘルスクリニックの産婦人科専門医です。
本日の朝刊では更年期障害について解説されていました。
さて、とても 個人差が大きいとされている更年期症状です。
先生によりますと、症状が重い女性の傾向として、
性格的に真面目な人、自分の時間を他の誰かのために使うことを厭わないような人が苦しまれるそうです 。
また もう一つは人生の曲がり角に相当するような喪失体験、具体的には子育ての終了やキャリアを積んできた女性が、組織のガラスの天井に当たってしまった場合を指摘されています。
原因は、エストロゲンの減少により自律神経の働きが不安定になるためといわれていますが、
これもまた自分でコントロールできませんね。
コントロール出来ない体の変化、感情や事実をあるがままに受けとめる森田療法の考え方は、更年期障害にも有効だと思われます。
女性会員の方が話しやすい雰囲気が生まれない自助グループに未来はないと思います。
本日このあと女性会員の方にお願いして、森田ワークショップを開催していただく予定です。
とても楽しみな一世です。
2024.10.16一世