花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

ご無沙汰です。

2017-08-30 00:55:03 | 日記



ナツエビネ 「夏海老根」 ラン科
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)環境庁(Ⅱ類)

久しぶりの花撮です。
この場所のナツエビネ、十年ほど前に比べ、何故か当時の一割くらいになってしまいました。
後、五年もすれば絶滅するのではと心配です。(コンデジで撮影)






















ミヤマウズラ 「深山鶉」 ラン科
近くに咲いていたのを撮影。



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スブタ

2017-08-14 06:58:17 | 日記


スブタ  (トチカガミ科)
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)環境庁(Ⅱ類)

水田や溝などに生える一年草の沈水植物。
葉腋から数㎝の花柄を出し、先端に長さ2.5~4.5㎝の円筒形の包鞘を1個つけ、中から1個の白い花が伸び出す。日本では本州以南にある。

名古屋地方では女子の乱れた頭髪を「すぶた髪というが、「日本名」スブタは、この植物がぼうぼうと密生した株をつくる状態が、乱れた頭髪に似ていることに由来している。






















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ウエマツソウ

2017-08-12 08:36:29 | 日記


ウエマツソウ【植松草】 ホンゴウソウ科
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)環境庁(Ⅱ類)

中部地方以西および新潟、四国、九州の林下の腐った葉などの間に生える多年草。
総状花序を頂生して3~8個の花をつけ、上に雄花、下に雌花を開く。
雌花は径4~5㎜、多数の心皮が集まって球状になり、暗紫色。

和名、この植物を最初に土佐で発見した、時久、植松両氏を記念したもの。別名トキヒサソウ。


























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ベニシュスラン

2017-08-09 07:09:13 | 日記


ベニシュスラン【紅繻子蘭】 ラン科
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)

暖地の常緑樹林下の湿った地に生える常緑の地生ラン。
葉叢の上に小形の葉が集まってつき、その間から3㎝ほどの細長いロ-ズ色から黄味を混ぜた淡紅色の花をつける。体に比べて異様に大きいのが注意をひく。



































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アオフタバラン

2017-08-07 08:36:17 | 日記

アオフタバラン【青双葉蘭】 ラン科
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)

花は紫色系の色素を持つことなく、唇弁を上向きにして咲くのが特徴。
日本の特産で、おもにクリ帯の杉林の林床を好み、小群落を作る。
表日本を青森から九州中部の山地まで分布。

この場所での花はほとんどが蕾株ばかりで、咲いている花株は3株しかなく、あと10日もすればたくさん開花すると思われる。







ツチアケビの果実  (ラン科)

撮影の帰路立ち寄ってみたらきれいな果実になっていた。
ツチアケビの別名、ヤマトウガラシ、ヤマシャクジョウがあるのはこの果実を見立て名をつけたものと思われる。










オオヤマサギソウ【大山鷺草】 ラン科
再度の投稿です。10日ほど前には小さな蕾でしたが、見事に開花していた。
この周辺ではたくさんあったオオヤマサギソウ、森林伐採などでほとんど見ることができなくなり、花株を見つけるのが困難になり、撮影するのが難しくなりました。
県の絶滅危惧Ⅰ類になっている。

















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