花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

ダイモンジソウ

2013-10-31 07:31:07 | 日記


           ダイモンジソウ(ユキノシタ科)大文字草
各地の山地、高山の湿地のある岩の上などに生える多年草。「大」の字に似ているのでダイモンジソウの名がある。雄しべは10本、花柱は2本。写真は数種の品種の中の一つ、ウチワダイモンジソウ。 先日の台風27号の大雨で半分以上水に浸かり流された花も多数、残った花も見事にボロボロ、高い場所に僅かに残った花を撮影。

















          コウヤボウキ(キク科)高野箒
関東以西の本州、四国、九州に分布し、山地や広陵のやや日当たりのある乾いた疎林の下などに多い落葉小低木、高さ60~90cmぐらい。秋にその年に出た枝の先に白色の頭花を頂生する。{日本名}高野山でこの幹枝でほうきを作るということに由来する。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤクシマアカシュスラン

2013-10-20 09:06:58 | 日記


         ヤクシマアカシュスラン(屋久島赤繻子蘭)
地上をはう茎に鞘状葉だけをつける。鈍い光沢のある暗緑色で、中脈が淡緑。花はやや密に生じ、子房は花時にも太く無柄で苞葉に抱えられて花茎と並列、苞葉のへりには多細胞の毛が列生する。花は半開で幅6㎜ほど上向きになり、全体に汚赤褐色であるが側花弁と唇弁は白い。和名は屋久島で最初に発見されたことによる。

























  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アケボノシュスラン

2013-10-16 08:37:59 | 日記




        アケボノシュスラン(ラン科)曙繻子蘭
徳島県絶滅危惧 情報不足
全国の山地林下にはえる常緑多年草。花茎を除き全株無毛、花茎は短く秋に入って開花する。











  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミズトラノオ

2013-10-14 08:32:05 | 日記



          ミズトラノオ(シソ科)水虎尾
徳島県絶滅危惧Ⅰ類。
環境庁絶滅危惧Ⅱ類。
別名ムラサキミズトラノオ。湿地に生える。茎は30~50cm。茎の頂に長さ3~8cmの円柱状の花穂が出て、紫色の小形花が密生する。本州、四国、九州に分布する。


























  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミズネコノオ

2013-10-13 07:17:44 | 日記
          



              ミズネコノオ(シソ科) 「水猫の尾」

             徳島県絶滅危惧Ⅱ類。 環境庁絶滅危惧Ⅱ類。
本州、四国、九州の湿地や浅い水の中などにはえる根茎のない一年草で、葉は3~6個輪生し、花穂は細く、花冠が短く、花糸に短い毛がまばらに生える。細長い花穂を猫の尾に見立てて名づけた。写真は、稲刈りの終わった田の畔で撮影。














  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする