花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

カリガネソウ

2017-09-30 02:31:22 | 日記


カリガネソウ【雁草】 クマツヅラ科

山地や原野にはえる多年草。
高さ1m前後、全草に強い悪臭を持つ。
葉腋に花茎を出し、紫色の花をまばらにつける。
がくは鐘形で5列し長さ2~3㎜、花冠は筒部の長さ8~10㎜。

別名、ホカケソウ(帆掛草)。和名は花の形をガン「雁」にたとえてつけられた。

















近くに咲いていた「カンゾウ」と「ナンバンギセル




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ミズネコノオ

2017-09-29 08:12:16 | 日記


ミズネコノオ【水猫の尾】 シソ科
絶滅危惧 徳島県(Ⅱ類)環境庁(Ⅱ類)

湿地や浅い水の中などに生える根茎のない一年草。
葉は3~6個輪生し、花穂は細く、花冠が短く、花糸に短い毛がまばらに生える。
上部は直立し、高さ30~60㎝位、花冠は長さ約2㎜。

この場所では毎年稲刈りの後に花が咲く。(コンデジデ撮影)
 


















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ミズトラノオ

2017-09-27 07:34:25 | 日記


ミズトラノオ【水虎尾】 シソ科

絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)環境庁(Ⅱ類)

湿地に生え、茎の高さ30~50㎝、茎の頂に長さ3~8㎝の円柱状の花穂が出て、紫色の小形花が密生する。






















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サワトウガラシ

2017-09-20 07:17:50 | 日記


サワトウガラシ【沢唐辛子】 ゴマノハグサ科

湿地に生え、茎は基部で分岐し、高さ10~20㎝。
8~10月、上部の葉のわきに1個の花が開く。花柄は細く、長さ10~15㎜。

マルバノサワトウガラシ」も同じ場所で咲いていた。(コンデジで撮影)


















オモダカ【面高、沢潟、野茨菰】 オモダカ科
葉は長い柄があり、矢じり形、長さ10~15㎝で先がとがる。

  




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イヨトンボ

2017-09-16 06:21:16 | 日記


イヨトンボ【伊豫蜻蛉】 ラン科
絶滅危惧 徳島県(平成13年絶滅の記録)環境庁(1A類)

高さ、10~20㎝、ときには25㎝ほどの大形になる。
葉は3~6枚で、地面際にロゼットを成し、平坦で光沢があり多少堅い。
花は3~9個、子房ともに長さ14㎜以下、満開時には花径3~7㎜に達するが、株により大小の差がある。
北限産地は千葉県南部、徳島県、愛媛県、長崎県などと産地は少ない。

1週間前には蕾の状態との連絡を受け、まだ早いかな?と思ったが、台風の来る前に撮影にと思い見に行ったら、満開の状態、微風ではあったが何とか撮影することができた。
数株しか残ってなく、いずれ無くなってしまうと思われる。

























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