花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

ヒメユリ&カシノキラン

2012-06-29 21:14:57 | 日記

ヒメユリ 【ユリ科】(和名 姫百合)
徳島県絶滅危惧 1類
環境庁絶滅危惧 1B類

地元のお年寄りの方の話です。
「私がお嫁に来た時、家の前には、絨毯を敷き詰めたようにヒメユリが一面に咲いていた。大水が出るたびに流されて、今は綺麗になくなってしもうた。」そんな話をしてくれました。
撮影場所も二十数年前には沢山あったそうですが、獣害、盗掘により今年は数本になってしまいました。土地の持ち主にお願いして管理していただいております。








カシノキラン 【ラン科】 (和名 樫の木蘭)
徳島県絶滅危惧 1類
環境庁絶滅危惧 2類

おもに紀伊半島から四国南半と九州の暖帯の樹幹に着生する常緑のラン。








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ハッチョウトンボ

2012-06-26 23:12:05 | 日記


ハッチョウトンボ【トンボ目トンボ科】 八丁蜻蛉
徳島県絶滅危惧 (県内では個体数も少ない)

蜻蛉の種類としては世界で最も小形のもの。
腹長、10~14mm 体長18mm内外。

撮影中手にとまったり肩にとまったり怖がる様子も無い。
ものさしで測ったところ、20mm丁度。

♂ トンボまでの距離、10cm。






♂ 夕日に向かって休憩。



♂ 蜘蛛の糸にからまる。(もちろん撮影後逃がしてやりました。)


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アサザ&ハンゲショウ

2012-06-25 14:42:05 | 日記

アサザ 【リンドウ科】
徳島県絶滅危惧 1類
環境庁絶滅危惧 2類

暖地に広く分布し、本州、四国、九州の池や沼にはえる多年生の水草。
県内ではため池や河川改修の影響で、ほとんどの場所から消えた。
これに似て白色の花を「ガガブタ」という。





ハンゲショウ【ドクダミ科】 「別名、カタシログサ」

本州から沖縄の低湿地にはえる。
ハンゲショウの名は、半夏生(夏至から11日目の7月11日頃)の頃に白い葉をつけるからともとも言い、また葉の半面が白いから半分化粧するからとも言われる。












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オオバノウマノスズクサ

2012-06-22 21:37:42 | 日記

オオバノウマノスズクサ 【ウマノスズクサ科】 和名 大葉の馬の鈴草
土手や野原にはえる多年草。ジャコウアゲハの幼虫期の食草。
果実が馬の首にかける鈴に似ているので名がついた。
根は漢方で虫毒や蛇毒に用いる。








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ツチアケビ

2012-06-21 09:37:24 | 日記

ツチアケビ【ラン科】 和名 土通草

北海道西南部から九州南部の屋久島にわたって、落葉林内にはえる腐生ラン。
別名、ヤマトウガラシ、ヤマシャクジョウ。
花後,赤熟する果実(長楕円形)がアケビに似ていることからツチアケビの名がついた。










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