花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

オオヤマサギソウ

2017-07-31 07:11:12 | 日記


オオヤマサギソウ【大山鷺草】 ラン科
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)

おもに針葉樹林の林縁にはえる。
茎の下部に大きな葉を2枚ほど離れてつける。
花は淡緑色から黄緑色、白色のものまであるが、緑色の濃いものほど花期が早いのは、オオバノトンボソウとの交雑の結果かもしれない。
各花はほぼ水平につき、距をうしろ斜めに伸ばす。

























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ウスキキヌガサタケ

2017-07-29 06:43:22 | 日記


ウスキキヌガサタケ【薄黄衣笠茸】 スッポンタケ科

華麗な姿をもち、キノコの女王にたとえられる純白のキヌガサタケよりさらに美しい
高さ15~25㎝、胴体の太さ2~3㎝。
レ-ス編み状の美しいマントをたらす。マントのすそは径10㎝あまりで、豊かに開く。

このキノコに、山中で出会える事はめったにない。この日は幸運でした。






















ヒオウギ【檜扇】 アヤメ科
珍しくもないが、撮影道中であちらこちらに咲いているのを、コンデジで撮影。
アジア東部の原産。
観賞用として庭園にも植えられ、切り花にされる。
高さ1m以上になる。花は6弁で径約5㎝、黄赤色の斑点がある。



















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ムカデラン

2017-07-27 06:18:19 | 日記

ムカデラン【蜈蚣蘭】 ラン科
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)環境庁(Ⅱ類)

向陽地で夜間に露をおびやすい岸壁や樹幹に着生する常緑の小形のラン。
























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ギボウシラン

2017-07-24 08:09:12 | 日記



ギボウシラン【擬宝珠蘭】 ラン科
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)

北海道西南部から日本列島を南下して、屋久島の亜高山帯までの間の湿った林下に、ややまれな地生ラン。
花はやや密集し、花梗が花序軸に寄り添うので、一見穂状花序に見える。

山の天気は変わりやすく、この日も撮影中にドシャブリの雨、雨がやむのを待つこと1時間余り、暗い山の中、でも何とか撮影することができました。下山するとカンカン照り、参りました。


























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マヤラン

2017-07-22 06:49:21 | 日記


マヤラン【麻耶蘭】 ラン科
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)環境庁(ⅠB類)

房総半島から西方へ九州までの間の、常緑林や古い2次林の腐植土の多い林床にはえる無葉多年生の腐生のラン。
花茎はやせて細く、また平滑で、下半分には数個の鞘状の鱗片葉がつき頂に2~6のまばらな総状花序をつける。
花期は、6月下旬から8月中旬。和名の麻耶蘭は神戸市の背山、麻耶山で最初に発見されたことによる。

























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