花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

今年最後の花。

2012-11-18 19:58:20 | 日記

今年の花、最後になりました。
今年一年拙い私のブログを見て頂いて、又、応援して頂いた皆様に感謝とお礼を申し上げます。
来春迄冬眠致します。それまでに珍しい花が撮影できましたら投稿させて頂きます。

ヤッコソウ 【ヤッコソウ科】 和名、奴草。
徳島県カテゴリ-(絶滅危惧2類)
環境庁カテゴリ-(該当なし)

無葉緑寄生植物。シイノキの根に群れをなして多数寄生し、高さ5~7センチで直立する。
11月茎の先に両性花を1個付ける。
「奴草」の名は、花下にある大型の鱗片が奴の袖に見えるから。
又、草の外観が奴の練り歩く姿に似ているからつけられた。
四国、九州に稀産し、宮崎市内海のヤッコソウは特別天然記念物に指定されている。












クサヤツデ 【キク科】 「和名。草八手」 (別名、ヨシノソウ。カンボクソウ。)

本州(神奈川県から近畿地方にかけての表日本)四国、九州の川岸や山林に生える多年草。
和名のクサヤツデは葉がヤツデに似た草であるから。
吉野草は大和(奈良県)吉野山に多いから、又、肝木草は葉がカンボク(スイカズラ科)に似ていることに基ずいている。















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路傍の花 2花。

2012-11-13 19:20:19 | 日記

        センブリ (別名、トウヤク) 【リンドウ科】

車で走行中、目に留まったので撮影。日当たりのよい草地に多い二年草。
茎は直立して分岐し高さ20~25cmほど、花は白色で紫色の条線がある。
全体に苦味が多く、古くから胃腸薬として有名である。
[日本名] 千振、煎じて千回振り出してもまだ苦味が残るというのでこの名がある。











        コウヤボウキ (古名、タマボウキ) 【キク科】

関東以西の本州、四国、九州に分布し、山地や丘陵のやや日当たりのある乾いた疎林の下などに多い。
高さは60~90cmぐらい。秋にその年に出た枝の先に白色の頭花を頂生する。
[日本名] 高野山でこの幹枝でほうきを作るのでこの名がある。



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ハナワラビ

2012-11-11 07:44:46 | 日記

ハナワラビ【花蕨】 ハナワラビ科の冬緑性シダ。
フユノハナワラビともいう。本州から九州までの低山や平野の原野に生え、秋に芽生えて春に枯れる。









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ウメバチソウ&リンドウ。

2012-11-06 18:51:27 | 日記

ウメバチソウ 【梅鉢草】 ユキノシタ科の多年草。
産地の日当たりのよい湿地に多く、低山から高山に生える。
花は白色で径2~2.5cm、高さ10~30cm、和名は花形が梅鉢の紋に似ていることから。
本州中部以西、四国、九州の山地に生える。












リンドウ 【竜胆】 リンドウ科の多年草。
山地に生え、根茎は短く、茎は20~60cm。 
9~11月、茎長や上部の葉腋に紫色の花が開く。
本州から九州に分布する。





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ナカガワノギク

2012-11-02 19:29:41 | 日記


ナカガワノギク 【キク科】 和名、那賀川野菊。
徳島県カテゴリ- 地域個体群
環境庁カテゴリ- 絶滅危惧2類
徳島県の那賀川中流の岸壁上にはえる多年草。
きわめて局部的な分布の地方種である。
日本名は産地那賀川を示し、高知県の採集家、吉永虎馬氏の命名による。














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