花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

ムヨウラン

2014-05-30 07:18:40 | 日記


      ムヨウラン[無葉蘭] ラン科。
ホクリクムヨウラン(県の絶滅危惧Ⅰ類)と思われますが・・・?。
県内では生育地が極めて限られ、個体数が極めて少ない腐生植物である。

日本には少なくとも2種類はあるが、数種が記載されている。ムヨウランの花色における花期の推移や、自生地が隔離点在していることから来る変異性を、種の差とみたことによる。
花期は5月下旬から6月上旬。福島県から九州にまでわたって、おもにカシを主木とする気候帯にはえる。


















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クマノギク

2014-05-29 09:02:06 | 日記


   クマノギク[熊野菊] キク科。

徳島県絶滅危惧 Ⅱ類。
県内では分布が限られており、個体数は少ない。
本州(伊豆半島、紀伊半島)四国、九州、琉球に分布し、海岸のやや湿った場所にはえる多年草。
葉は対生して皮針形または狭長楕円形。一見、ネコノシタ(キク科)に似ている。
熊野菊は和歌山県熊野地方に産するから。











  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガンゼキラン

2014-05-27 07:47:03 | 日記
ガンゼキラン[岩石蘭] ラン科。

徳島県絶滅危惧 絶滅。
環境庁絶滅危惧 ⅠA類。

伊豆七島、静岡県西部と紀伊半島から四国、九州中部以南の常緑樹林下にはえる地生ラン。
花茎は、太い円柱で強剛、花は側向、ややうつ向きがちで淡黄色の中に唇弁先端の褐色の着色が目だつ。
葉面に淡黄色の輪郭不鮮明の細かい斑点を生ずるものがあり、ホシケイラン、キンケイランという。





















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キキョウラン

2014-05-26 08:03:40 | 日記


        キキョウラン[桔梗蘭] ユリ科。

桔梗蘭は花の色に基ずいてついた名前。撮影したのが少しはやく、まだほとんどが蕾の状態。四国、九州の海岸近くにはえる常緑多年草。高さ50~100㎝。根茎は太く地をはい、節が多くて外面に葉鞘の残骸をまとってる。











  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セッコク

2014-05-25 08:16:04 | 日記



           セッコク[石斛] ラン科。

日本の暖地では比較的普通のランで、岩壁や大木の樹上などに着生する。
北限は三陸海岸、南は琉球列島、また台湾の山地。に分布。
花は白花から淡桃色、淡紫色など種々の変異があり、淡い芳香を放つ。











  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする