花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

水草2種

2016-09-29 08:52:47 | 日記



 ヒメシロアサザ(姫白荇菜) リンドウ科
絶滅危惧 「徳島県「Ⅰ類」環境庁「Ⅱ類」

花の直径1㎝足らず。外縁にだけ毛がある。
湖沼やため池、水田などに生息する水草。






















ガガブタ(金銀蓮花) リンドウ科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」環境庁「Ⅱ類」

熱帯から温帯に広く分布し、池や沼にはえる多年生水草。
花冠は径約1.5㎝ぐらい。













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ミズトンボ他

2016-09-27 08:25:32 | 日記




     ミズトンボ(水蜻蛉) ラン科

絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」環境庁「Ⅱ類」

暖地から温帯の日当たりの良い湿地に生える。
高さ50㎝内外。花は外面緑色、内面は薄い緑白色で、径1㎝内外。

開花時期に雨、しかも台風、大水で横倒し、草に埋もれていた中から僅かに1株だけ残っていた花を撮影。


















カリガネソウ(雁草) クマツヅラ科
絶滅危惧 徳島県「Ⅱ類」
山地に生え、全草に悪臭がある。
茎は高さ100㎝前後。葉腋に花茎を出し、青紫色の花を集散状につける。
花冠は長さ1㎝内外。和名は花の形をガン(雁)の飛ぶ姿にたとえてつけられた。















ナンバンギセル(南蛮煙管) ハマウツボ科
高さ15~20㎝。普通はススキ、まれにミョウガやサトウキビの根に寄生する。
花茎から花が横向きに出る形が西洋のたばこのパイプに似ているので南蛮煙管の名がつけられた。







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四種の花

2016-09-24 09:05:54 | 日記




ミズトラノオ(水虎尾) シソ科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」環境庁「Ⅱ類

別名、ムラサキミズトラノオ。湿地に生える。
茎の頂に長さ3~8㎝の円柱状の花穂が出て、紫色の小形花が密生する。

























ミズネコノオ(水猫尾) シソ科
絶滅危惧 徳島県「Ⅱ類」環境庁「Ⅱ類」

本州、四国、九州の湿地や浅い水の中などに生える1年草。
細長い花穂を猫の尾にみたてて名付けた。





クロホシグサ(黒星草)ホシクサ科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」環境庁「Ⅱ類」

中部地方以西の湿地に生える。花茎は高さ5~20㎝。
頭花は球形で径4~5mm。





ミミカキグサ(耳掻草) タヌキモ科
絶滅危惧 徳島県「Ⅱ類」

湿地に生える食虫植物で、地中に白くて細い根茎があり、まばらに補虫袋がある。
花茎の高さ10~15㎝。がくの形が耳かきに似ているのでこの名がある。




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イヨトンボ他

2016-09-21 09:10:26 | 日記



イヨトンボ(伊予蜻蛉) ラン科
絶滅危惧 徳島県「絶滅」環境庁「ⅠA類」

徳島県は絶滅の記録になっていますが、30~40株ほど咲いていました。
天気の都合で撮影に行けず、1週間ほど遅かったようです。小雨交じり、しかも風もあり、コンデジデ急いで撮影。
高さ、10~20㎝。和名の伊予蜻蛉は、愛媛県内子で最初に発見されたことによる。
















タコノアシ(蛸の足)ベンケイソウ科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」環境庁「Ⅱ類」

この花も撮影が1週間ほど遅かったようです。(コンデジで撮影)
茎は直立し高さ70㎝内外。
花序は分枝し、放射状に出て外へ巻く。その様子がタコの足を思わせることからこの名がある。別名、「サワシオン」








シロソ-メンタケ ホウキタケ科
高さ5~12㎝。林内の地上に束生する。(コンデジで撮影)




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久しぶりの撮影

2016-09-19 08:23:28 | 日記


写真仲間に誘われて久しぶりに出かけました。(1ヶ月以上のブランクです)
生憎の天気、「アワムヨウラン」開花している株が無く、蕾の株ばかりで4人で探すこと30分、何とか1株だけ見つけ撮影。

アワムヨウラン(阿波無葉蘭) ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」環境庁「ⅠA類」

















ギンリョウソウモドキ(別名、アキノギンリョソウ) イチヤクソウ科
ギンリョウソウに比べ花期は遅く、通常は9月~10月。
国内では北海道から九州に分布。英名は「インディアン・パイプ」







シロシャクジョウ(白錫杖) ヒナノシャクジョウ科
本州中部から南部の湿った樹下に生え白色で無葉の多年草。
高さ6~15㎝ぐらい。茎は1本で直立し、白色で細く、まばらに小さい鱗片を互生する。










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