花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

クモキリソウ&イナモリソウ

2017-06-22 06:42:31 | 日記


クモキリソウ(蜘蛛散草、雲散草、雲霧草) ラン科

花茎は低いものは10㎝、高いものは、ときに20㎝を越える。
花は、唇弁が反巻し、中央部がへこむ。
植物の上を走り回るワカバグモが脚を広げている様子に似るので、クモキリソウと言ったのではないかと思われるが、定かでない。




















イナモリソウ(稲森草) アカネ科

山地の木陰に生え、高さ5~10㎝。
淡紫色の花を開く。花冠は長さ2㎝内外。
和名は、最初の発見地、三重県稲森山に由来する。

この場所での開花は、一週間ほど先と思われるが、1株だけ咲いていたのを撮影。




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ジガバチソウ

2017-06-21 07:04:45 | 日記


ジガバチソウ(似我蜂草) ラン科
絶滅危惧 徳島県(Ⅱ類)
山地の林内に生え、日本全域に分布する。
花は明瞭で、花被片の先端が長く鋭尖する。
















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キンセイラン

2017-06-20 07:58:48 | 日記


キンセイラン(ラン科)
絶滅危惧 徳島県(Ⅰ類)環境庁(ⅠB類)
深山の林縁にはえる地生のラン、稀品に属する。
全体にやせ型で、エビネ類としては小形の部である。
花茎にはまばらに少数の花をつける。
爽やかな花色と草姿からつけた名で、金星金晴か、あるいは金清の文字をあてたと思われるが、はっきりしない。

































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珍しくもない山の花

2017-06-19 08:23:24 | 日記



ツルテマリ(蔓手毬) ユキノシタ科
花が女の子が使う手まりに似ているところから来ている名前。
別名、(ツルアジサイ、ゴトウズル)。
山地に生える落葉のつる性低木で、長さ15m位になり、木の幹とか岩によじのぼる。
梢に白い散房状の集散花序をつける。
写真の花も、高さは15m以上はあると思われる杉の木のてっぺんまで咲いていた。

コンデジで撮影。











ヤマゴボウ(山牛蒡) ヤマゴボウ科
茎は太く直立し、分枝する。枝先に多くの小花をつける。











ツルアリドウシ(蔓虎刺伏手花) アカネ科
山地の林下でよく見られる常緑の多年草。
花を枝の先端に2個並んでつける。花冠は長さ約15㎜で下部は筒状。




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ヤマトキソウ

2017-06-18 00:57:37 | 日記




ヤマトキソウ(山朱鷺草) ラン科
絶滅危惧 徳島県(情報不足)
生育地の相違、日当たりの良い山地、広陵で乾き気味の草地に生える。
花は小形で長さ1~1.5㎝、上向きに咲き、ほとんど閉じたまま。
花色は白色に近く、唇弁の先端や花被片の基部付近にだけ、淡紅紫色のぼかしが出る程度。































































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