花ごよみ

小さな田舎町ですがいろんな野生植物が春~秋にかけて咲きます。順次紹介したいと思います。   

フガクスズムシソウ

2015-06-30 07:45:14 | 日記
フガクスズムシ草【富岳鈴虫草】 ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」 環境庁「ⅠB類」

山地の林中にはえ、地上生または着生の多年草。
スズムシソウに似るが小形で高さ3~10㎝。
葉は2枚、卵形で長さ1.5~7㎝、花は赤褐色を帯びる。
花のつくりがスズムシソウに似たところとクモキリソウに似たところがあり、
両者の天然交雑でできたものであろうという。花期:5~6月。












  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボウラン

2015-06-29 07:04:46 | 日記
ボウラン【棒蘭】 ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」 環境庁「準絶滅危惧」

葉は堅い多肉質の棒状で緊張しており、基部は同一色の鞘となって茎を包む。
花被5片は緑色、唇弁は亀の子形で、黒紫色の斑紋がどぎついので、異彩を放つ。














  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オサラン

2015-06-28 08:46:46 | 日記
オサラン【筬蘭】 ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」環境庁「ⅠB類」

常緑樹林内の樹幹や岩面に着生する小形のラン。
葉はやや革質を帯びた草質である。花茎は2葉間に短く立ち、表面には細い毛がある。
花は1個、まれに2個つき、子房の斜め側方を向き、半開きで終わる。
花色は白色、中央に唇弁内面の黄と紅との混じった着色が見えて色どりが美しい。

















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キツネノテブクロ、ヤマゴボウ

2015-06-27 07:47:40 | 日記
キツネノテブクロ (ジギタリス) ゴマノハグサ科

ヨ-ロッパ南部原産で、薬用植物として知られ、観賞のため花壇に植えられる。
高さ1mほどでほとんど枝を出さず、綿毛でおおわれる。
茎の頂に長い花穂をつけ、下から順次紅紫色の花を開く。白い品種もある。
花冠は長い鐘形で長さ5~7.5㎝。山林の中で見るとひときは目立つ。
(コンデジで撮影)
















ヤマゴボウ【山牛蒡】 ヤマゴボウ科

茎は直立分岐し、高さ1.3mぐらいになる。
短い柄のある総状花序を作って、蜜に多数の柄のある白い小さな花をつける。
有毒植物であるが、根は薬用となり、葉は煮て食べられる。
(コンデジで撮影)















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウチョウラン

2015-06-26 09:06:58 | 日記
ウチョウラン(羽蝶蘭) ラン科
絶滅危惧 徳島県「Ⅰ類」 環境庁「Ⅱ類」

暖帯から温帯にわたって、低山地の湿った岩壁などに生える。
茎面、葉脈、苞葉から子房にまでわたって暗紫色に線状に着色がある。
和名の羽蝶蘭は、羽を広げたチョウに見立てた。













  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする